取材に行かないのに？嘘くさい記事だ。

■「感染疑わしい人とは働けない」　陰性証明の要求相次ぐ
(朝日新聞デジタル - 05月31日 22:14)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6102563

まず、朝日と毎日のこの手の記事は、捏造が極めて疑わしいのでそれは理解しておく必要がある。看護師の給料って1か月程度０になっても困る様な薄給じゃない。女性職の中では上位に来る高給でしかも待遇の立場も医師より強いくらいだ。看護師は慢性的に人出不足なので医師と対立すれば医師がクビになるくらい。よってフェイク記事の可能性が高い。（この人は施設勤務ですが基本的に病院と待遇等変わらないので一緒くたにして書きます）

仮に事実だとしても、院内感染がこれだけ多い病気だとわかってるのに、病院の指示に従わない事が辞職勧告の原因でしょ。看護師が院内感染の恐れがあるのに従わないならクビしかないじゃないか。同僚や患者に移したらどう責任を取ると言うのか。

病院の規模や経営方針にもよるが、一般的な例として月給35万の人が全部休んで６掛けになっても21万円。貯蓄もあるだろうし全然困る金額ではない。これで困るならその人の生活に根本的な問題がある。月20万の賃貸に住んでる、とか。

朝日は以前も、生活保護27万円もらってるシングルマザーが「もっとないと苦しい」と言う記事を書いて炎上してたな。ちなみに単身者は12万弱だ。働いて27万もらう苦しさを微塵も理解してないよね。高級和牛を2パックも買い物かごに入れて、「毎日セールを探して買うのが大変なんです。」と言ってた。多くの主婦は輸入牛で我慢すると思うぞ、生活が本当に苦しいなら。

シングルマザー、高齢夫婦などをよくお涙頂戴ショーとして記事にする。
勿論本当の貧困生活者もいるだろうが、基本資本主義は弱肉強食の社会だ。
稼ぐ力のある人はなにもかも手に入れ、逆の人は生きているだけで幸せだと思うしかない。ある意味、それはとても平等だ。

ただ、朝日の記事を「弱者救済の何が悪い？」と思う人がいるなら、それは早計というもの。実例として言わせてもらえば、この手の記事で政権批判をする事で、結果として生活保護の金額はどんどん減らされており、安倍政権下では「減らす事が正義」と言った風潮になっている。これはとても危険であると思う。朝日や毎日の捏造記事は反ってマイナスの影響しか生んでいないように思う。僕の友人の例でいえば10年前、月14万３千円（家賃4万円+生活費10万３千円）だったのが、現在では11万７千円にまで減額されている。このレベルの金額で生活費を２万６千円も削られるのは非常に厳しい。とはいえ日本の実質賃金は右肩下がりなので、ある意味社会の程度に迎合した金額とも言えなくはないが・・

だが国家の存在理由は、国民の生活や生命の保護にあると言える。
だから生活保護や各手当など、国民全ての命を救う政策がある。
だが高額納税者からすれば、「働いてもいない奴が毎月27万とかふざけるな！」というのも、全く正論ではある。だから生活保護は最低の金額であるべき、と言う意見と、「幸福追求権は全国民にある」という意見がぶつかる。

どちらが正しいのか？
自分はこの答を導く立場ではない。と言うか人類の永遠の課題と言える。
未だ世界には資本主義と社会主義の国家が分かれていて、それぞれがそれぞれの幸福を追求しているのだ。