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2018年12月13日17:24

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この記事意味がわからない人が多いと思うので解説

■確定死刑囚に無罪=2件の殺人「告白」−東京地裁
(時事通信社 - 12月13日 15:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5417219

この記事自分が読んでも1回では理解が出来なかったのですが、2回目でやっと理解出来ました。書くことが無くてちょうど良いので簡単にわかるように解説します。

まずこの被告は記事にある様に銃乱射事件で既に死刑が確定していました。

そこで彼と弁護士は1つの作戦を思いつきます。それは殺人を自白し、検察が起訴します。

すると裁判で係争中は刑の執行はありません。この受刑者は69歳と高齢ですので、裁判が長引けば執行されないまま、天寿を全うする可能性が高くなっていきます。

今回の自白2件のうち、1件でも有罪になれば、控訴して控訴審で再び時間稼ぎが出来るわけです。勿論この間も係争中ですから死刑執行はありません。

これを最高裁まで繰り返せば、恐らく寿命が尽きるまで執行を伸ばすことが出来るでしょう。推測でしかありませんが、これが狙いだったと思います。

で、2つとも無罪判決が出てしまったので、被告側は控訴が出来ません。
上告が可能なのは検察側ですが、まあ普通はしないでしょうね。
つまり「なぜ自白してるのに無罪?」とご不満の方、この件は無罪で良いのです。
罪を償わずに逃げようなどと言う工作が破綻したのですから。
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