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2020年06月01日07:34

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種子法〜種苗法

岡本 よりたかさんより
https://www.facebook.com/yoritaka.okamoto/posts/3004153506332468
(2020年5/30日 追記)
「置き土産」
指令81号は、イラク戦争後の連合軍統治を経て、アメリカがイラクを去る間際に、登録品種の自家採種を禁ずる法律を制定して行った置き土産である。
イラクは小麦の自給率が高く、食料支配を進めるために、アメリカ穀物メジャーの穀物種子を使わせ、自家採種禁止にするのが目的だったのであろう。
今や日本も同じ状況になりつつある。この指令81号と同じように、登録品種の自家採種を種苗法で禁じようとしている。

一見、日本の知的財産を守る当然の権利を主張しているように見える。確かにそれは間違いない。
しかし、現実には農業競争力強化支援法により多国籍企業が日本の農業に深く食い込んだ後に、種苗法を改正するという流れ。
その途中に日本の公的穀物種子生産の義務を撤廃する主要農作物種子法廃止まで行われている。

知的財産権を守るという不可欠な政策と、多国籍企業の圧力の両方を受け入れるためには、今の政策が適しているのだろう。
日本のぶどうやリンゴやイチゴ農家の陳情を受けての法改正という体をなせば、反対もしにくくなるし、法案も通しやすい。

だが、現実に起きることは、国内の採種農家や育苗家が多国籍企業に押され、結局、多国籍企業の知的財産権を守るための法律となり、日本もイラクと同じような状況になり得るのである。
農水省は本気で日本の農業を守る気があるのだろうか。

僕は、国内の知的財産権の保護と農家の採種権利の保護は両立できると思う。種苗法の改正は慎重に行って欲しいところである。
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(2013年投稿)
「指令81号という食料支配の罠」

イラク戦争を知らない人はいないと思います。この戦争は何のために行われたのか…。僕は陰謀説を長々と書くつもりはありませんが、イラク戦争が多国籍軍の思惑通りに開始され、米国による収奪と搾取が行われたのは事実です。もちろん、イラクに民主主義をもたらせたというのも事実でしょう。しかし、その民主主義の中身がどういった物であったのかご存知でしょうか。

先進国の言う民主主義とは、1%の権力者による支配の構図です。それは、フセイン大統領による支配よりも、ともすれば非人道的かもしれません。その一つが「指令81号」です。

この「指令81号」を読み進めると「登録品種または登録品種とその特性が明確に区別されない種子を生産農家が再利用することを禁ずるものとする」と書いてあると言います。つまり農民の自家採種を禁じる法律でもあるのです。

イラクの農業は、長い間自家採種を続けていました。97%が自家採種だったそうです。しかも、この国には600万haの農地と600万人の農民が住んでいます。遺伝子組換え種子を開発し販売する多国籍アグリバイオ企業から見れば、喉から手が出るほどの市場です。

この法律により、農民は自分の手で改良してきた種子の権利を手放す事になり、モンサント、カーギル、ダウ・ケミカル社などの企業から高額な種子と殺虫剤、雑菌剤、除草剤、化学肥料を買い続けることになりました。イラクが長年採種し守り続けてきた小麦も消え、多国籍企業がばら撒いた小麦は、遺伝子組換え小麦ではないかとさえ囁かれています(事実関係は不明です)。

米国暫定占領当局が、主権委譲を終えての去り際に出したこの「指令81号」で、政治支配、エネルギー支配に続く、イラクの食糧支配が完成です。もちろんそれが最初からの目的であったとも想像できます。

米国は知的所有権を所管するWTOに対し、種子の自家採種を禁止する法規が無いのは違法状態であると訴えています。

日本も、TPP以降、遺伝子組み換え食品の表示が消えると一部の政治家も大騒ぎしていますが、事の本質はそこではありません。既に日本は表示義務など無いに等しいのです。

もっと怖いのは、イラクのように、日本にも自家採種禁止の法律を成立させることです。何故なら、それが米国企業にとっての自由貿易の非関税障壁なのですから。

※参考資料
「農業ビジネス」(イラク農民の採種権が奪われた 米国暫定占領当局の置き土産「指令81号」に隠された罠)
http://agri-biz.jp/item/detail/8481

「遺伝子組み換え食品の真実」アンディ リーズ (著), 白井 和宏 (翻訳)
http://goo.gl/CwtzB

写真:fracker photographic
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