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2020年03月26日07:13

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水田の地勢的効能

英知の再発見。
【首都大学東京・研究発表:もと湿地の水田が洪水の発生を抑制する 福島民友】
抜粋
統計情報から取得した2006年から2017年までの間の洪水被害の発生回数と、水田の立地の関係を検討しました。すなわち、洪水が頻発している市町村とそうでない市町村で、水田の立地条件に違いがあるかどうかを比較しました。
………
水田の立地条件には、累積流量: Flow Accumulation(FA)という地形パラメータを利用しました(図1)。この値は、地表面における水の流れをシミュレートして算出するもので、理論的には流域内でこの値が最も高くなる場所が河川流路となるものです。この値が高く、河川流路になっていない場所は水分が潤沢な湿地環境になると考えられます。
………
 その結果、FAが高い地表を流れる水を貯めやすい地形条件下に水田が立地している市町村では、洪水の発生頻度、土石流、地すべりの発生が少ないことが示されました。地表を流れる水を貯めやすい場所は、過去には氾濫原湿地をはじめとする自然湿地であった可能性が高い場所です。ここに水田が立地しているということは、水田という半自然環境に変化したとはいえ、過去から現在にわたり長期的に湿地環境が維持されてきた場所であることを示唆します。この結果は、生態系は、人間が開発する前に近い状態で利用することで、その生態系がもともと持っている機能:生態系機能が強く発揮されることを示唆します。
https://www.minyu-net.com/prwire/PR202003198244.php

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