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2019年11月23日07:38

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香港

香港中文大の中から石井さんがかなり詳しくレポートしてくれています。
【第3報:香港デモは区議選挙でどう変わる〜日本人研究者の緊急報告 日経ビジネス】
抜粋
 日本でしばしば報道される「中国(香港)政府VS香港市民」という対立構造よりも現実は複雑だ。その点を理解しなければ香港が取れる選択肢や、それが暮らしにどう影響しているかを理解することは容易ではないだろう。
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 まず、区議会議員の選出は香港の「国会」に当たる立法会や、「首相」に当たる行政長官の選出とは異なり、(政府が議員資格・立候補資格の停止を行うことを除けば)完全なる普通選挙によって行われる。区議会選挙はある種の世論調査であり、逆に言えば抗議活動に対する民意も示されることになる。

 香港の行政長官選挙は、1200人の選挙委員によって行われる。その選挙委員にも区議の中から117人が選出される。極めて限定された形とはいえ、直接的にも行政長官選挙の選出プロセスに影響する。

 今回の区議会選挙では抗議活動に伴って有権者登録が広く呼びかけられた。したがって抗議活動に賛同する若者も多くが有権者登録をしている。比較的高い投票率が期待され、その選挙結果はこれまで以上に香港市民全体の意見を示すものと捉えられるだろう。
………
 香港の問題について、国際社会からできることは少ないだろう。中国政府は、香港に関する問題は中国の内政であると繰り返し述べ、海外からの干渉を拒絶している。そのため、人権問題として働きかけるほかはない。米議会は上院と下院で、香港での人権尊重や民主主義を支援する「香港人権・民主主義法案」を可決した。英BBC放送(電子版)は20日、香港の英国総領事館に勤務していた香港人の男性(29)が8月に中国で身柄を一時拘束された際、拷問されたと報じている。

 しかし国際社会は、この選挙が抗議活動を反映するだけではなく、これからの香港に影響することを理解する必要がある。民主派が今回の選挙で勝利したとしても、抗議活動は終わらないどころかむしろ過激化する可能性もあるということだ。民主派は勢いづいて政府への圧力を強めるかもしれないが、結局は立法などで直接的な影響力を政府に行使することはできない。建制派が大敗北をすれば、建制派の中での責任問題が発生するだろう。現状でさえ政府をコントロールできていない建制派はさらなる混乱に陥り、誰も香港をコントロールできないという状況が長期化してしまうことが懸念される。

 一方で可能性は非常に低いが、民主派が勝利せず建制派が現状程度の議席数を確保すれば、建制派や政府は「このままでいいのだ」という認識を持ちかねず、それが政府にさらなる強硬策を取らせることになるかもしれない。どちらが勝利してもさらなる混乱しか予想されないわけだ。最悪のケースは、一部報道で林鄭月娥行政長官が検討しているとされる区議会議員選挙が中止される場合に予想される混乱だ。

 いずれにせよこの区議会選挙の結果は、今後の抗議活動やそれに対する香港政府の対応に大きな影響を与えることになる。だからこそ、香港だけではなく世界がこの選挙の行方を注視している。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00030/112100065/

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