今日の朝日新聞にはこんな映画の話題が載っている。
水俣病は「悪夢」、映画の力で伝える ジョニー・デップさんが会見 ベルリン国際映画祭
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14376566.html?fbclid=IwAR1yx8eZZXsr1F9RuI0GFDmORkR327-SA652aqr4TFTjN0Q7Ho_dOzJbUmQ
ユージン・スミス氏が、水俣が世界の注目を浴びるのは素晴らしいことだ、ジョニー・デップ氏を始めこの映画関係者に心から敬意を表したい。
水俣を絶対に忘れてはならない、その被害者たちを絶対に忘れてはならない、奇しくも今日は新天皇の誕生日、妃はチッソの孫である、その日にこういった記事が載るのは感慨深いし意義がある、私達は庶民同胞の被害こそ忘れまい!!
(記事)
水俣病を世界に伝えた米国の写真家ユージン・スミス(1918〜78)を、人気俳優のジョニー・デップさんが演じる映画「Minamata」が21日(日本時間22日早朝)、世界3大映画祭の一つ、ドイツのベルリン国際映画祭で初公開された。
記者会見でデップさんは「水俣病のことを聞いたときは『悪夢』と思った。いまも続いていることにショックを受け、その悲惨な現実を生きなければならない人がいることに、信じがたい思いだった」と語った。
映画は、スミスと元妻のアイリーン・美緒子・スミスさん(69)の写真集「MINAMATA」に基づく内容。2人は71年から3年間、熊本県水俣市の水俣病患者が多発した地域で暮らした。原因企業チッソを初めて訴えた水俣病第1次訴訟の原告らの家庭を訪ね、母親の胎内で有機水銀の被害を受けた胎児性患者の上村智子さん(77年に21歳で死去)や坂本しのぶさん(63)らを撮影。水俣病の被害を世界に伝えた。
映画には、坂本さんら実在の患者の写真や映像も盛り込まれた。デップさんは「メディアや映画には社会問題を伝える力があり、その力を使って伝えていきたいと思った。それが自分の夢だった」と話した。
チッソとの自主交渉の先頭に立ち、被害者救済に尽力した故・川本輝夫さんを思わせる「闘士」の役は、真田広之さんが演じた。
真田さんは会見で「脚本を読んでショックと感銘を受けた。日本人として、ぜひやりたい役だった。決して忘れてはいけないし、二度と起こしてはいけないことだ」と語った。
アイリーンさんも日本から招待された。アイリーンさんは「この映画をきっかけに、水銀の問題がどうなっているのかを知ってもらい、いまも公害と闘っている人たちを励まし勇気づけられれば、うれしい」と話している。(ベルリン=奥正光)
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https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5984127
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