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2019年10月16日08:32

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千曲川に関して言えば「想定内」の災害だったのでは?

 この記事は違うのでは、朝日新聞はこう報じている。
 堤防決壊、過去もほぼ同じ場所 「ハード対策」頼み限界https://digital.asahi.com/articles/ASMBH55W8MBHULBJ00K.html?iref=comtop_8_01

 既に現役を退いたとはいえ、元官庁の技術者として、ある意味気象等に興味ある「科学オタク」として、今回の台風19号の被害には物凄く興味があり、考えることが多々あります。
 先ず驚いたのが「高地」長野県の被害だ、私の想定では首都圏の特に地下鉄の被害が大きいだろうし、台風のルートからも長野県等高地は安全と思っていたのに、結果は逆だった。
 然るに災害中から言われていたことだが、千曲川の堤防決壊の理由を聞いて逆に驚いた、この記事にも載っているが決壊地の直ぐ下流に犀川との合流点があり、更に直近の下流に川幅が狭隘になる部分があるという、なら当たり前だろう。
最大降水量とか森林・造林事業の衰退等の問題はあるが、記事にある「ハード対策」としてやるべきことがあると言うことだ、その狭隘部分の河川改修こそが急がれる。
 福島原発以来、特に公的立場からの「想定外」の言葉が安易に使われるきらいがあると感じている、福島原発の電源喪失もそうだが、決して「想定外」ではない、それは技術者として「想定しなければならない」ことであり、「対策しなければならない」ことなのだ。
 先にも書いたが米国軍需産業に日本国民の血税を献上するのではなく、日本国民の生命と財産を護ることにこそ、国民の血税は支弁されなければならない。
 もう毎年この程度の災害は起きえるとの覚悟を持ち、防災「実務的防災」を考えるべきであり、今回の河川氾濫による原因究明とその対策こそ急がれる、五輪ごときに浮かれている状態ではない。
 即座に問題個所の河川改修と緑化事業・森林・造林(落葉樹の)事業に国費を投じることを切に希望します、もちろん被災者救済こそが急がれるが。

■「記録破りの雨」耐え切れず=河川堤防「局面変化」−山地で雨雲発達、温暖化も寄与
(時事通信社 - 10月16日 07:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5827632
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