法規

仏陀がおられて、まだ先があると知れる。
その自覚無き今、阿羅漢であるとするしかない。
涅槃を信じ、般若を信じ、仏乗を信じ、
戒律を護る。これを続けるしかない。
何ゆえに？苦、故に、心は束縛である。そこから脱するは菩提なり。
知恵とは？瞑想なり。脱するなり。
仏とは？瞑想の完成者にして、瞑想をよく知る者なり。
瞑想とは？己を知るなり、自我を知るなり、自我は世界なり。
世間とは？出世間とは？人の心を世間と言う。出世間とは心を知るなり。心を離れるなり。
悟りとは？心無きなり、ありのままなり。本来なり。
いかに、念ず？ただ瞑想する、功徳を想う、苦を想う、生死を減らすを想う、極楽を想う。
永遠とは？法である。法に成るを法身仏陀と言う。出世間の法なり、世間は常住であれば、
出世間常住である。仏国土を除く。
いかに、自覚を得る？仏陀に見えし、あるいは、本来を顕かにする。本来無の者、顛倒を悟る。
僧侶の務めとは？三帰五戒、また瞑想を勧め、瞑想を成す。世間に染まらず、驚かず、善と、己なり。
いかに供養する？三帰五戒にして、法に喜ぶ。合掌を欠かさず、法を信じ、仏を信じ、彼の世を信ず。
仏なき世は？法を信じ、彼の世に逢うを信じ、善を疎かにせず、世間を想わず、出世間に心を置き、経典に心を置き、瞑想と密教に心を置き、禅に心を置き、清浄であれ。
心とは？猿の如し、樹々を跳躍す。また自我を作り、世界を作る、絵師の如き、人生運命を作る。苦を作る、快楽を作る。諸相を作る。また不信、不安、怒り、悪意、冒涜をなす。忍耐肝要なり。
信心とは？己に向き合い、世間に染まらず、善心を護るを言う。
いかに加護を得る？菩薩道なり。仏を敬い、法を述べ、法に住するなり。慈悲心なり。
何を捨てるに吉？怒り、自我の理想、殺生、願、また寂しさを降す。騒がしを去る。
欲望とは？ありもし、なきもす、触れれば大きく、知らねば静か、執着に気を付けるべし。
煩悩とは？煩雑に悩む。自覚以外を言う。また、瞑想に知る以外を言う。
億劫なり？正しくあり、周りから心に染むように。仏を置け、線香を立てよ。歌唄せよ。
時とは？響き、何もなし、夢、奪う者、殺す者なり。最も厄介なり。道のみ避ける。