涅槃とは善浄にして、調和である。
性命堅固、知恵明らか、
例えば、疫病が流行るも、侵されず。
軽い事故なら、軽微である。
象の突進を、慈悲にて、納める事もあった。
安定は言わずもがな、常に瞑想するよう。
食にも、大概左右されず、
健康は永し。
精力も漏せず。健全は善も慧も。
つまり非常に便利である。
調和は、響き、無常の大火にも、ある程度、収める。
いわゆる、物が壊れにくい。
観察力は勝れ、明らかにありのままに観る。
裏側までも見通す。
心を読むのである。
疲れず、これ、寂静。
もって太和と言う。
言いたいことも、よく通る。
言葉に心がつくからである。
正直であるから、言葉に信頼性がある。
人はよく聞き取る。
仏陀には、御言虚しからずと言う。
姿を見るだけでも、人は安らぐ。
慈悲の行に因る。
等々、十力ある。
非常に生きやすいものである。
これを感得せんと、修行するのである。
仏教遠大なり。
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