最近は諺の本を読んでいる。
難しい本を幾つか読んだが、
役立っているのか・・。
ならば諺なら役に立つだろうと。
蛍雪の功となればよいが、なかなか・・・。
その本なのだが、亡き父が読んだ本だ。
嫉妬せぬ女は、弾まぬ鞠とか、
親の恩とか、線が引いてある。
子の罪より罰が憎い、というようなものにも、引いてあった。
なかなか感慨深い。
亡き父は勉強家だった。私も血を引いている。
諺は世間を勉強するためだが、親の気持ちを垣間見るとは思わなかった。
水心あれば魚心だ。私は、父には孝養を少なからずしてこれたと、
思ってきた。しかし、父からすれば、恩を覚えていてくれた。
という意味合いになる。
感慨深い。確かに、部屋にこもりがちの自分に、
犬の散歩だ、勤行だ、作業だと連れ出してはくれた。
特に考えず、こなしていたが、
父にとって、連れ出してやっていた、という事だった。
まあ良かった。
せめて何かできることを、と考えていたが・・・。
それにしても、友達付き合いのように、作業していたのだが、
父は、僕のためを思って、だった。
今も、父との犬の散歩コースは、ウォーキングコースとして、
健在だ。距離感が丁度よい。
15分の道程だ。
そうそうウォーキングも再開したのである。
しかし、どうでも良い話は長くできる。
たまには、仏教の他にも、というわけである。
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