みなさん、ニーハオマ？
今年の年末年始特別編も残すところあと２回、恒例の“香港その他中華圏映画特集”にてフィナーレといきましょう。
以前から「ニーハオ」をなんとなく「こんにちは」の意味で使用していたわたしですが、ちょっと調べたところ、不特定多数の方に対して用いる場合のこんにちは的な言葉は、「ダージャーハオ」と言うようです。
で、冒頭のあいさつ「ニーハオマ？」は「お元気ですか？」的な意味で使用したのですが、これも不特定多数の方に対してだと「ダージャーハオマ？」となるようです。
それ自体で多数の方に対する挨拶だと考えられるため、「みなさん」をつけると「みなさん、みなさんこんにちは」的なおかしな表現になると思われます。
まー、チョロっと調べただけなので間違っている可能性はあります。
ジェイ・チョウを聴くようになってからおよそ２年、「中国語を覚えたい」という思いがあるものの、面倒くさがり・努力嫌い・根性なしの三拍子そろった性格なもので、なかなか実行に移せませんのですよ。
そもそも、大学時代に第二外国語で中国語を受講したのに覚えているのはニーハオくらいという体たらくで、親が学費を捻出してくれたことを思うと、自分でも信じられない親不孝息子ですな。
後ろめたさから逃げるわけではないのですが、そろそろ話を本題に向けましょう。
先日、台湾のモデル＆女優であるリン・チーリンが第一子を出産されたとのことで、おめでとうございます。
感覚的にまだアラフォーくらいかと思っていたのですが、４７歳だということにビックリ。
そしてＺＯＯ派なわたしはご主人ＡＫＩＲＡさんのことをほぼ存じませんが、ビッグなお二人の間に生まれたお子さんも、将来ビッグスターになるのかもしれませんね。
今回はそんなリン・チーリン主演映画からご紹介します。
ネタバレイッパイアルアルケド、オオメニミテホシイアルネー！
〇『１０１回目のプロポーズ 〜 ＳＡＹ ＹＥＳ 〜』（中国・日本）
言わずと知れた名作トレンディドラマのリメイク映画。
チーリンが演じるのは、もちろん浅野温子が演じたポジション。
一方、お相手を務める俳優、ホアン・ボーもなかなかの適役です。
さらに、スペシャルゲストにあの人がご登場したのには唖然としましたが、会話の内容からすると、どうやら原作ドラマのその人自身という設定らしくて二度ビックリ。
つまり、原作ドラマと同じ世界の出来事として描かれているものと思われます。
屈指の名＆迷シーン、“死にまっしぇん“も再現されております。
死にまっしぇんの時点では鑑賞開始から４０分くらい、その後二人の仲がいい感じになってきた時点でもまだ４０分くらい残っておりました。
原作では、ここから死んだ婚約者の瓜二つそっくりさんが登場して一波乱ありましたが、本作では、遺体が発見されていないので行方不明ということになっている婚約者が記憶喪失になって生きていて、記憶が戻ったのでチーリンの元に帰って来る、という展開。
ところがこの婚約者、ボーの気持ちを受け入れる決断をしたチーリンから破局を申し出られた際に、記憶喪失は実はウソだったという衝撃告白。
そんな一波乱がありつつ、最終的には原作同様ハッピーエンドとなるのでした。
ラストシーンでは中国語でカバーされた『ＳＡＹ ＹＥＳ』が流れます。
ところで、原作では鉄也さんが「９９回お見合いしたが、すべて断られた」という設定のようです。
このことを冷静に考えると、プロポーズにまで至らずに断られたということだと思われ、してみると『１０１回目のプロポーズ』というタイトルだと、これまでのお見合い全てでプロポーズしたように感じられ、ちょっとおかしい。
むしろ『１０１回目“で”プロポーズ』が適切なのではなかろうか。
・・・、あれれ、過去のお見合いは９９回？
なんで１０１回目なの？？
〇『ハード・ナイト』（香港・中国）
主演は香港俳優のニック・チョン。
彼は失礼ながら特別イケメンではなく、どちらかというと地味なルックスですが、わたしが好きな俳優さんの一人です。
特に『コネクテッド』の警官役がとてもイカしてました。
本作で彼が演じる監察医の役名がニック・チャン。
ニック・チャンの役だからニック・チョンを配役したのか、ニック・チョンが演じる役だからニック・チャンという名前にしたのかは不明です。
そのニック・チョンが演じるニック・チャンとその助手が、犯罪の証拠隠滅を図るため遺体安置所の遺体から銃弾を摘出させようとする武装トリオと果敢に戦うお話。
助手を演じるヤン・ズーは初めて見る女優さんでしたが、本作ではちょっぴりセクシーで、怖い目・痛い目に遭っているのに、ニックを助けるため、また悪者に屈しないために勇敢に立ち向かいます。
アクションシーンも多く、気が強い女性と感じる一方で、終盤にニックと無事に再会して抱きついた時に見せた表情は、それまで恐怖と不安に必死に耐えていた健気さを感じさせ、とってもキュートでした。
わたしは映画をレンタルした場合、確認したいシーン等がある場合に部分的に観なおすことはあっても、全編再鑑賞することはほとんどありません。
しかし本作はヒロインの魅力に引き込まれるあまり、二度目もじっくり鑑賞してから返却しました。
けっこうおススメです。
〇『エア・ストライク』（中国）
２０２０年１２月に実施した“好きな女子ランキングぅ”第三弾において初登場で７位となった好きな女子、ホアン・シェンイーをウィキったところ、出演映画の中に本作があったためレンタル。
ところが。
最後の最後までシェンイーが出て来ないではないかー！？
えっ、まさか見落としてしまうほどのチョイ役なの？？
そんなバカな、と思い最初から早送りしながら探してみましたが見つからず、他にも返却期限が迫るＤＶＤがたくさんあったため、わからずじまいで返却しました。
すると、１月半ばからＧＹＡＯで配信開始。
普段ならレンタル代を損した気分でがっかりするところですが、これ幸いと、シェンイー探しに全神経を集中して再鑑賞しました。
シェンイーは、シェンイーは何処じゃーい？
逃げ惑う民衆に紛れていないかとか、劇中の写真に写った人物ではないかとか、血眼になって探すもののまったく見つかりまっしぇん。
はっ！？
もしかしたら冒頭のナレーションで声のみの出演とか？？
いくら好きな女子でも、声だけで認識するのはキビシいぞ、過去に綾瀬や北川の声もわからなかったし。
はたまたガセネタかもしれん、ウィキも完ぺきではないし・・・。
と考えていたところ。
え、ええーーっ！？
今の美女はシェンイーじゃんかー！！
飛び飛びで都合２０秒程度の出演ではありましたが、まぎれもなくシェンイーです。
普通に美顔を確認できるシーンでの登場でありました、残念ながらあっという間に爆撃でお亡くなりになってしまいましたが。
エンドロールにもしっかりと名前があり、なぜに見落としていたのかまったくもって不思議でなりません。
シェンイーほどの女優がチョイ役なわけがない、と無意識にチョイ役である可能性を排除していたのだろうか。
でも、他にも数人の大物俳優がチョイ役で出演しているし、中国ナンバーワン女優と言われるファン・ビンビンでさえ冒頭２０秒程度のみの出演だったしなー。
そのビンビンがパッケージに写っている俳優４名のうちの一人というのは、ビンビンを主要キャストと思わせて興味を引かせようとするパッケージ詐欺の疑いがありますな。
それはともかく、無事にシェンイーを発見できてめでたしめでたし。
今回は以上アルヨ。
次回は最終回にふさわしく、ドニー・イェン主演作品でフィニッシュアルネー！
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