初日の出？
一富士二鷹三茄子？
いやいや、新年に見ると縁起が良いものといえばこれでしょ。
というコアなつっちーファンの皆様、お待たせしました、動画でよがる年末年始特別編のお時間です。
いやー、すっかり年明けの風物詩となった感があるようなないような、そんな当コーナーですが、わたし自身、今回で年末年始特別編が何回目なのか、まったく把握しておりませんでした。
そこで気になって先ほど調べたところ、ｍｉｘｉで最初に「年末年始〜」と銘打ったのが２００９年、そこから４年連続の開催となりましたが、２０１３年から２０１５年までは面倒くさかったため休止しております。
で、２０１６年に復活するとともにアメブロでの掲載もスタート、ここから徐々に世間に知れ渡り、ゆくゆくは出版化・・・というわたしの願いは、出版の神様の様々なご事情により、今のところは残念ながら叶いそうな気配がありません。
しかし今年でなんと１０回目となりました！
これを一つの節目として今後も精進していきますので、出版の神様、どうか早いところわたしに印税生活をさせてください。
ところで、動画でよがるのネタは例年、ゲオ様の店舗ｏｒオンラインでレンタルした作品がほとんどでした。
ところが、昨年購入したテレビはユーチューブを利用できるうえに、嫁さんがアレコレ調べたところ、無料の動画配信サイト「ＧＹＡＯ！」まで利用できるようになっちゃいました。
ゲオオンラインは相変わらず旧作５５円キャンペーンを頻繁に、たまに一枚無料クーポンサービス付きで実施してくださるし、おかげさまで年末年始は例年以上に動画三昧の日々。
その影響で、１２月２６日に購入したアメコミ超話題作、「ドゥームズデイ・クロック」は、３週間以上経過した１月２０日からようやく読み始めたところです。
しかしですよ、数多く鑑賞すればよがれるネタも多いかというとそうでもなく、どうにもよがりようがない作品のほうが多いため、今回も例年と同規模の８〜１０回シリーズでお届け予定です。
ではそろそろまいりましょう、今回はほとんど見ない邦画特集からスタートです。
ネタバレありんすでごわす。
○天使急便
車にはねられそうになった子供を助けて事故に遭ってしまった主人公。
気がつくと、目の前には「創造主の代理人」と名乗る女性がいて、「時間がないからとにかくサインを」と、詳しい内容も説明されずに契約書にサインさせられ目が覚める。
本人は夢と思っているが夢ではなく、実は事故で死んでいたが、子供を救うという善行が創造主とやらに認められ仮の蘇生を果たし、今後善行を積み続けることで本当に生き返ることができる、という契約を結んでいたのであった。
しかし代理人の仕事ぶりが超適当であるためにトラブル多発、岡田浩暉演じる頼れる先輩や、安めぐみ演じる恋人まで巻き込んだドタバタ劇を繰り広げるものの、無事に生き返ってめでたしめでたし、というお話。
ゲオオンラインでレンタルしたのですが、元々ネットで数週にわたって配信された動画がＤＶＤ化されたものだそうです。
代理人からもらった「時の木の実」は、食べると時が止まる、厳密には三百倍の速度で行動できるようになるため、他の人には気づかれずに行動できるという優れたアイテム。
これを活用して善行を積んでいくわけですが、わたしだったら生き返るのをあきらめ、ここぞとばかりにひたすらエロ目的のために使っちゃいそうですわい。
それはともかく、安が出演していることが嫁さんに見つかってしまい、「パパっ、安が出てるから観てるんでしょ！」と怒られちゃいました。
しかしそこは想定内だったわたし、あたふたしつつも、「ほら、岡田浩暉も出てるから。知ってるでしょ、トゥービーコンティニュードのボーカル。好きなんだよねー」と、なんとか取り繕うことに成功、事なきを得ました。
そのトゥビコン、なんとつい先日、再結成が発表されたとのこと。
予期せぬ嬉しいニュースにめっちゃワクワクしてます！
○リトル・マエストラ
こちらはＧＹＡＯで鑑賞。
とある港町の町民有志で構成されたオーケストラ。
急死した指揮者の代役として、その孫娘に白羽の矢が立ちます。
世界的に有名な音大で学んだ天才指揮者だというその孫娘を、釈由美子演じる町民代表が遠くまではるばる迎えに行きますが、有村架純演じる孫娘の見た目や喋り方はどうみてもヤンキー、しかも学校のブラバンで指揮者経験はあるものの、天才というのは何かの間違いのようです。
しかしみんなをガッカリさせたくない釈ちゃん、ヤンキー有村と話し合った結果、「天才指揮者を演じる」ことで合意、見た目も清楚なＪＫを装います。
しかしダマしとおせるはずもなく、騙されたと憤るオケのメンバーに対し有村は逆切れ。
メンバーを散々罵って練習場を後にした数日後、町を出ていこうと路線バスに揺られていたところ、追いかけてきた釈ちゃんがバスを強引に停めさせ、停まったままの車内で「あなたが必要なの」と必死の説得。
その想いに心打たれた有村、町へ戻ることを決意しますが、映画的にグッとくるこのシーン、現実的にはバスの運行を妨げる迷惑行為でしかなく、よい子は真似しちゃいけません。
この後、メンバーの重鎮から「想いを伝えるなら、まず相手のことを想いやらないとね」と諭された有村、冒頭のヤンキーぶりは一体何だったのかと思わせるほど健気にメンバー一人一人を訪ね、崩壊寸前だったオーケストラを立て直します。
やがて目標だったコンクールに出場することになりますが・・・。
なかなか感動的な映画でしたが、オチはスッキリしませんでした。
ところで、わたしの中で釈ちゃんは機龍＝メカゴジラを操縦する勇敢でカッコいい女性のイメージが強いですが、この映画のしおらしい釈ちゃんも素敵ですね。
ヤンキーと清楚を演じきった有村のように、次は「普段はしおらしいが、機龍に乗り込むと人が変わり、オラオラ叫びながらゴジラをボコる」という釈ちゃんを見てみたい。
○ラブクラフト・ガール
こちらもＧＹＡＯで鑑賞した映画。
てっきりクトゥルフ神話大好き女子のお話かと思いきや、勘違いでアダルトグッズの制作会社に就職した女子が、「こんなはずじゃなかった」と悩むお話でした。
この会社は、少子化を救うためには男女の営みが大事という考えのもと、「アダルトグッズ」ではなく「ラブグッズ」と呼ぶという強い信念を持っております。
主人公の歓送迎会の際、個室ではないのに大声で男女の営みについて語ったり、グッズを取り出して熱弁したり、周りのお客さんはドン引き。
見かねて店員が注意しようとしますが、社長がグッズのスイッチを入れて動かすと、「おぉーっ！」という感嘆の声。
酒の席ですし、この客の反応の変化はわからないでもないですが、やっぱり下ネタが嫌いな人もいるだろうから、現実にはご遠慮願いたい言動ではあります。
その後、主人公は「体で覚えろ」とグッズを持ち帰らされますが、帰り際に先輩男子とエレベーター待ちしていたところ、グッズのスイッチがバッグの中でオンになってしまい、着信バイブと勘違いした先輩に「電話早く出ろよ」と言われたり、街中でずっこけてバッグからグッズが飛び出て、通行人のおじいちゃんに拾ってもらったり、そこは乙女だからやっぱ恥ずかしい。
そんな思いをしながらも、失敗や挫折を通じて次第に仕事に対する意識が変わっていき、やがて会社の存続にかかわるような事態を結果的に解決することに。
彼氏との仲が進展しない友人の悩みもラブグッズで解消してあげ、最初はめっちゃ嫌われていた先輩男子とも結ばれ、超ハッピーエンドとなるのでした。
この映画は思いがけず面白かったし、とってもいい話でした。
自分の仕事が誰かのためになっていると思えることは、とっても素晴らしいことですね。
以上、邦画特集でした。
ネタ収集手段が増えたとはいえ、やっぱり邦画はあんまり観ないのでよがり本数も少ないですな。
次回は洋画特集をお届けします。
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