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2020年02月18日19:56

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「ねじまき鳥クロニクル 」@東京芸術劇場プレイハウス

成河×渡辺大知×門脇麦というキャスティングにワクワク揺れるハート村上春樹さんの原作本は未読だったので、予習しようと思いつつ、結局予備知識なしで観劇当日になってしまったあっかんべー

************** 重要部分ネタバレなし **************

トップクリエイターが集結して挑む、世界中で絶賛される村上春樹の代表作!芝居、コンテンポラリーダンス、音楽が見事に融合し、既成ジャンルを打ち壊す独創的な空間が立ち現れる。

岡田トオル(成河/渡辺)は妻のクミコ(成田)とともに平穏な日々を過ごしていたが、猫の失踪や謎の女からの電話をきっかけに、奇妙な出来事に巻き込まれ、思いもよらない戦いの当事者となっていく――。トオルは、姿を消した猫を探しにいった近所の空き地で、女子高生の笠原メイ(門脇)と出会う。トオルを"ねじまき鳥さん"と呼ぶ少女と主人公の間には不思議な絆が生まれていく。そんな最中、トオルの妻のクミコが忽然と姿を消してしまう。クミコの兄・綿谷ノボル(大貫)から連絡があり、クミコと離婚するよう一方的に告げられる。クミコに戻る意思はないと。だが自らを"水の霊媒師"と称する加納マルタ、その妹クレタ(徳永・姉妹二役)との出会いによって、クミコ失踪の影にはノボルが関わっているという疑念は確信に変わる。そしてトオルは、もっと大きな何かに巻き込まれていることにも気づきはじめる。何かに導かれるようにトオルは隣家の枯れた井戸にもぐり、クミコの意識に手をのばそうとする。クミコを取り戻す戦いは、いつしか、時代や場所を超越して、"悪"と対峙してきた"ねじまき鳥"たちの戦いとシンクロする。暴力とエロスの予感が世界をつつみ、探索の年代記が始まる。"ねじまき鳥"はねじを巻き、世界のゆがみを正すことができるのか? トオルはクミコをとり戻すことができるのか―――。

原作 村上春樹
演出・振付・美術 インバル・ピント
脚本・演出 アミール・クリガー 藤田貴大
音楽 大友良英
演じる・歌う・踊る 成河 渡辺大知 門脇麦 大貫勇輔 徳永えり 松岡広大 成田亜佑美   さとうこうじ 吹越満 銀粉蝶
特に踊る 大宮大奨 加賀谷一肇 川合ロン 笹本龍史 東海林靖志 鈴木美奈子 
西山友貴 皆川まゆむ (50音順)

インバル・ピントさんの演出作は、森山未來×満島ひかりの「100万回生きたねこ」、柄本佑×満島ひかり×吉沢亮の百鬼オペラ「羅生門」に続いて3作目の鑑賞。毎回出演陣が私好みハートの人が多いし、衣装や舞台装置、振付の細部に至るまで美しく細やかな印象ぴかぴか(新しい)

変幻自在の才能豊かな成河さん。(ソンハさんと読みます。)がっつりメインの作品は初めて観たが、期待を裏切らないしなやかな動き、澄んだ歌声、心地よく聞きやすいセリフなど、パーフェクトだった。活動の軸は舞台なんだろうけど、映画やドラマでももっと観たい素敵な役者さんexclamation ×2

大知くんの歌声は映画やドラマでも色々と聴いてきたが、やっぱり生歌は迫力が全然違うねexclamationライブもぜひ観に行ってみたいが、最近は役者業がメインなのかな。もちろん役者としても好きなので、今後の活躍も楽しみにしているるんるん

一番のお目当ての麦ちゃんはとにかくめちゃくちゃ可愛くて、登場した瞬間から完全に心を持っていかれた目がハート元々あの柔らかい声が大好きだけど、歌もまっすぐ伸びやかで素晴らしかったぴかぴか(新しい)映画は"麦ちゃんが出てるなら絶対観る!"って感じだったけど、今後は舞台もぜひ観ていきたい。

正直、お話の全貌をしっかり掴めたかと問われたらかなりあやしい。でも、この美しくて切なくて奇妙な世界を体感できたことは、かなり充実した満足度の高い時間だったわーい(嬉しい顔)
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