2020年初映画はこれ
ちょうどポイントが貯まっていたので、無料で鑑賞
シリーズ前2作も観ているので、9年振りの藤原くんのカイジはどんなんかと楽しみで
************** 重要部分ネタバレなし **************
2020年・東京オリンピックの終了を機に、国の景気は急激に失速。金のない弱者は簡単に踏み潰される世の中になっていった。派遣会社からバカにされ、少ない給料で自堕落な生活を送るカイジ(藤原竜也)は、ある日、帝愛グループ企業の社長に出世した大槻(松尾スズキ)と再会。彼から、金を持て余した老人が主催する「バベルの塔」という、一獲千金のチャンスを含んだイベントの存在を知らされ…。
オリンピック後、超インフレと格差社会がより顕著になった日本という世相を斬った設定もいまいち活かされず、投げっぱなし。原作者の福本伸行さんの考案したオリジナルストーリーだそうで、監督も変わらず佐藤東弥さんなのにねぇ。。かなり前で記憶は薄れているはずなのに、前2作の方が面白かった気がする。
「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」という4つの新しいゲームがどれもあまりワクワクしない。これは私が単に歳を取っただけじゃないと思うが、観た人に感想を聞いてみたいところ。
救いは相変わらずの熱量と吸引力のある主演の藤原くん
結構な期間が空いたのに、それを感じさせないテンションできっちりキャラを演じあげているのがさすが。対する吉田さんがまた素晴らしい悪役っぷりで、2人の対決だけが唯一惹き付けられた部分かもしれない。
出演は、藤原竜也 福士蒼汰 関水渚 新田真剣佑 吉田鋼太郎 松尾スズキ 生瀬勝久 天海祐希 山崎育三郎 前田公輝 瀬戸利樹 金田明夫 伊武雅刀といった方々。2番手が福士くんだけど、あまりに迫力がないよねぇ。。生瀬さんや天海さんといった前作のキャラが出てきたのはちょっと嬉しかった
ゲーム自体の面白さやヒリヒリするような心理戦を期待すると、肩透かしを食らうこと必須。あくまでゆる〜く役者の演技を観て楽しむ分にはまあいいかもね。でも、これが本当にファイナルなら残念かも。。
ログインしてコメントを確認・投稿する