mixiユーザー(id:4795751)

2019年12月11日23:48

61 view

「マチネの終わりに」@TOHOシネマズ渋谷

これはまあ観なくてもいいかなぁ、と思っていたんだけど、ちょうどタイミング合ったので、水曜サービスデイの会社帰りに観に行って来たわーい(嬉しい顔)

************** 重要部分ネタバレなし **************

世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史(福山雅治)は、公演の後、パリの通信社に勤務するジャーナリスト・小峰洋子(石田ゆり子)に出会う。 ともに四十代という、独特で繊細な年齢をむかえていた。出会った瞬間から、強く惹かれ合い、心を通わせた二人。洋子には婚約者(伊勢谷友介)がいることを知りながらも、高まる想いを抑えきれない蒔野は、洋子への愛を告げる。しかし、それぞれをとりまく目まぐるしい現実に向き合う中で、蒔野と洋子の間に思わぬ障害が生じ、二人の想いは決定的にすれ違ってしまう。 互いへの感情を心の底にしまったまま、別々の道を歩む二人が辿り着いた、愛の結末とは―。

日本を拠点に活動する世界的なクラシックギタリストの男と、パリで働くジャーナリストの女の東京、パリ、ニューヨークを舞台にした大人の恋愛物語。平野啓一郎さんの同名原作小説本は未読。確か福山さんが宣伝で"2人合わせて100歳"と言っていたが、まさにそれくらいの層に向けた作品なんだと思う。

私もちょうど"それくらいの層"に入るわけだが、こんな臭いセリフを言うような大恋愛をしていないし、正直憧れもしない。そんなこんなで感情移入は全くできず。。福山&石田という綺麗な2人を愛でて、外国の素敵なロケーションにときめき、ギターの美しい音色に聴き惚れるなど、一定の人の心を掴む要素はきっちり盛り込んであると思う。

臭いセリフとは例えば、「出会ってしまった事実は、なかったことにはできない」、「あなたが死んだら、私も死ぬ」、「未来で過去は変えられる」といった感じ。桜井さん演じる蒔野のマネージャーが言い放った「私の人生の目的は蒔野です!」もインパクトあったなぁ。セリフだけ抜き出すとあれだけど、流れの中では浮いてないし、納得したよウインク

蒔野と洋子は6年間でたった3回しか会っていない。それでも仕事や恋人の存在など諸々ありながらも互いを選ぼうとした。そこに邪魔が入って運命の糸がもつれるわけだけれど、ここが猛烈にモヤモヤした。「いや、確認しようよ!」とか、「待ってないで自分で会いに行け!」とか、「あんなに情熱的に口説いたのにあっさり諦めるんだね」とか、脳内でツッコみまくり。このすれ違いはもうちょっとうまいこと作れなかったかなぁと不満に思う考えてる顔

出演は、福山雅治 石田ゆり子 伊勢谷友介 桜井ユキ 木南晴夏 風吹ジュン 板谷由夏 古谷一行といった方々。桜井さんの活躍が嬉しいexclamation ×2今後の出演作にも期待ハート

西谷弘監督はガリレオシリーズや昼顔など、がっつりフジテレビ系のドラマや映画を色々手掛けている方なので、これもきっとテレビでやってくれるでしょうexclamation
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する