2017年公開「キセキ -あの日のソビト-」
の製作チームが再びGReeeeNの楽曲をモチーフに贈る青春ストーリー。今年ますます活躍しそうな横浜&清原をがっつり観てみたい
と、会社帰りにレディースデイに
************** まあまあネタバレあり **************
平凡で無気力な毎日を送り、恋を知らないまま大人になったトオル(横浜流星)。ある日突然、会社の健診で再検査の結果、余命3ヶ月と宣告され自暴自棄になってしまう。しかし、元バンドマンの旧友・龍也(飯島寛騎)との再会と、偶然出会った一編の詩によって生きる意欲が芽生え、恋する勇気を手にする。やがてトオルはその詩を手掛けた少女・凪(清原果耶)とめぐり会うが、ある事情から今は詩を綴ることをやめていた。そんな凪には、ある秘密があり…。
うーん。これはとにかく脚本がひどい
楽曲をモチーフにして、主題歌も担当ってところまではいいけど、脚本にもGReeeeNが参加したそう。もちろんそれが原因とは限らないが、プロに任せておけばよかったんじゃ。。と思ってしまった。
「死」というものがとても切実なテーマで、時間の使い方など考えさせられるし、凪の手掛けた詩もストレートに伝わってくる素敵なものだけに、非常に残念。いい部分があるのに死をとても軽く扱ったりする一貫性のなさに冷めてしまった
詩をより多くの人に読んでもらうために、死んだことにしたとかね。なんだそれ!ってのけ反ったよ。笑
ツッコみだしたらまだまだキリがない。トオル、会社はどうした?落とした詩集が縁で知り合った璃子ちゃん演じる比呂乃の扱いの雑さよ、龍也にも凪にも偶然出会いすぎ、龍也が終盤で披露する歌声のガッカリ感。プロデビューしたこともある元バンドマンの設定なんだから、もうちょい歌える人使おうよ、などなど。
あらすじに載せた以外の出演者は、中村ゆり、野間口徹、成海璃子、中山美穂、清水葉月、二階堂智、渡部秀、西銘駿、奥野瑛太、富田靖子、財前直見といった方々。
ただ、お目当てだったメイン2人はとてもよい演技をしており、その点は大いに収穫だった
この2人のお蔭でなんとか持ったとさえ言えるかもしれない。横浜くんと清原ちゃん、ともに今後の出演作を楽しみにしたい
最後の最後は完全にやりすぎでしょう。あれでこの作品の評価がさらに下がったと思う。そんなに近場でガンガン若者が死なないから
熱演した演者には悪いけど、これは映画館に行ってまでは観なくていいと思う。
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