｢ジョジョの奇妙な冒険　ダイヤモンドは砕けない　第一章｣＠TOHOシネマズ渋谷

原作コミックスの内容は全く知らないからちょっと不安だったんだけど、三池崇史監督だし、好きな役者さんもたくさん出ているので、水曜の会社帰りにふらりと行って来た

"スタンド"と呼ばれる特殊な能力を持つ高校2年生、東方仗助(山崎賢人)。彼が暮らす杜王町は、緑豊かで平和な町。ところが最近、謎の変死事件が続発していた。それは凶悪なスタンド使いアンジェロ(山田孝之)の仕業で、ある事件をきっかけに仗助に対して激しい憎しみを抱いていたのだ。そんな中、仗助の前に承太郎(伊勢谷友介)と名乗る男が現われ、仗助は実の父親を巡る秘密と、奇妙な事件の背後に蠢く凶悪なスタンド使いたちの存在を知ることに。やがて愛する家族と町を守るため、自らの使命と向き合い、アンジェロとの戦いに身を投じていく仗助だったが…。

まさに奇妙な映画漫画原作の映画が溢れる昨今、それをどうこう言わないし、ほとんどどれも読んでいないのだから比べる術もないが、今作に関してはコミックス→映画の方がきっと数倍面白いんだろうな、と思ってしまった

ジョジョ立ちと呼ばれる登場人物たちの独特なポージングはアート的で、それを澄ました顔して色んな俳優さんたちがやってるのがなんだかおかしい口調や髪型とかも独特だしね。スタンドと呼ばれる特殊能力をどのように映像化するのかも見どころに1つだろうが、これも原作を知っていた方が、そうきたかーとか盛り上がれるはず。

序盤は山田孝之＆伊勢谷友介という雰囲気抜群の2人が出てきたことで楽しく観ていられたし、安定感も抜群後半は岡田将生×新田真剣佑の虹村兄弟のエピソードでちょっと失速。真剣佑くんのビジュアルとおバカな弟キャラは新鮮ですごくよかったけどね

"第一章"となっているのだから"第二章"があるはずで、神木隆之介＆小松菜奈の2人がどのように絡んでくるのかは観てみたいな。転校生の神木くん演じる広瀬のお世話係となり、彼に異常に接近する菜奈ちゃん演じる山岸の背景が気になる

仙台の町をモデルにした作品なのに、スペインのカタルーニャでロケしちゃうセンスとか、三池監督やっぱり好きだわぁ監督ならではの色彩豊かな映像や世界観はきっと楽しめるはず