娘の事

娘が泣いている
仕事に行くのがつらいと泣いている

自分のやるべき事に自信が持てずにいるようだ
直接の上司にやれば違うと怒られて
やらずにいるとやる気がないのか？
入社してから何をしていたのかと怒られるという

成績の付きまとう職種なだけに
頑張っているだけでは評価はされず
結果を出せていないことにも怒られるという

自分の楽しい事を聞かれなくてもオープンに話してしまう娘の性格も悪い方に作用しているらしく
それさえあればいいんだもんね
みたいないじりにもうんざりしているという

娘、昔から同じ悩みでよく泣いている
どこかに所属している限り
この悩みは消えて無くならないのだろうか

人が自分のことを理解してくれない事を悩むより
自分が人のことにどれだけ心を尽くせているか
それを心に置いて深呼吸してごらん
アドリブが効かないど真面目な性格は
きっと誰かを助けているはずだから
大丈夫と思えるタイミングがあるはずだよ
それでも無理なら居場所を変えることも
手段としてはあるんだから
辞めてやる！じゃなくて
わたしはここからひとつ高みにいくので
いつだってここから離れられるんですよ
の気持ちで準備をはじめてみたら
という話しをした

話し終えて
自分の若い頃の苦しい気持ちを思い出して
私が寝付けない
喉の奥の方がぐぐぐと苦い
おばさんになってよかったのは
繊細さを少し知らんぷりできるようになったことだと思っていたけど
いざ子どもの事となるとなるようになるさとは
簡単に思えないんだな

娘が自分でこの壁にどうやって立ち向かうのか
みていることしかできないけど
すぐ横におるでな
聞いてほしい話しはいつだって聞くから
1人で泣くな

楽しい話しもいつだって聞くから
たくさん話そうよ

娘の心の持ちようが少しでも穏やかであれと願う