私も「森田正馬全集」、全7巻、すべてを買いました。
すべてを読んだわけではありません。
ただ、森田先生だって人間です。
だんだん考え方が変わったこともあるはずです。
例えば「恐怖突入」。
私が入院森田療法を受けたのは、鈴木知準診療所。
その院長先生である鈴木知準先生は、森田正馬医学博士から 直接 森田療法を受けた体験者でもあります。
(森田正馬医学博士は、「余の特殊療法」と述べていました。あとで誰かが森田療法という名称にしました)
その鈴木知準先生は、昔、水谷啓二先生から「あれ、最近 森田先生は、恐怖突入と言わなくなったね」と言われていたそうです (鈴木知準先生と水谷啓二先生は、友人でした)。
「恐怖突入」というと、構えた態度(構えた心的態度)に なってしまう。
それでは まずいから、森田先生は「恐怖突入」と言わなくなったのだろう、と水谷啓二先生と鈴木知準先生は思ったそうです。
(鈴木知準先生の御講義によります)
ですから、確かに森田先生が書いたことを全て載せている「森田正馬全集」は必要かも知れませんが、現在、本当に正しいものか どうかは 非常に疑問です。
どれが現在でも 「有効」なのか、あるいは「無効」までとは書きませんが 「必要なし」と言えるのか、専門の医師の皆さまには、しっかり判断して頂きたい と 思います!。
* これは、mixi(ミクシィ)内部だけでなく、インターネットにも載る様に公開いたしました。
(従って、コメントも インターネット上に載ります。コメントされる方は、その点 ご了承ください。嫌な方は、メッセージ下さい。).
2020年2月24日
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