広報で紹介された「キャンプで学ぼうキャンプ〜大人の防災体験〜」に参加してきました。
マイナス10度以下の雪の中でのキャンプです。
本来ならイグルー(かまくら)を作ってそこに泊まる予定だったけれど、今年は雪不足で予定変更。
ソロスノーシェルターを作って泊まることに。
コンテナに雪を詰めて、水を加えて固めた軽い氷のブロックを重ねて作った棺桶のような寝床です。
雪の上にテント泊した経験もあるけれど、比べ物にならないくらい
暖かいのでびっくりでした。でも、ちょっと狭くて寝返りが厳しかったかな。
問題は誰かのいびきが気になって、耳栓をしていたにもかかわらず、寝不足だったな。
ソロスノーシェルターは一人で作るのは無理かも。
手伝ってもらっても3時間はかかったから。でも、思った以上に頑丈でしたよ。
外が零下でも雪の中はマイナスにはならないそうです。貴重な体験でした。
テーマが「防災」だったので、ツナ缶とティッシュで明かりを確保するとか、乾電池とアルミホイルで火を起こすといった体験も。
しかし、いずれも、停電した真っ暗な状況下では、慣れた人でも無理でしょう。
日ごろからの備えが一番です。
シェルターを壊すのは結構大変でした。ということはかなり強度があるという証明。
私は近所に買い物に行くときでもバッグに「ライト、ナイフ、紐、ライター、点鼻薬、耳栓」を必ず持っています。
寝るときの枕元には東西南北にそれぞれ、ランタンや懐中電灯もあり。
ふとんの横には非常持ち出し袋と靴、ラッキーを入れる抱っこ用のバッグと予備のメガネも用意しています。
今の家を選ぶときももちろん
ハザードマップをチェックしていましたからね。
そんな私ですから、今回の防災キャンプで新しい発見はそれほど多くはなかったけれど、
極寒で過ごす一夜は本当に面白かったです。
災害時に、雪を水で固めて寝床を作るということは無理だと思うけれどね。
備えあれば憂いなし。
しかし、一寸先は闇ですぞ。
6年前、写真を撮っているときに歩道に車が突っ込んできて跳ねられ、右半身バラバラになって生死をさまよい、いまだに体は不自由なのですから。
どんなに準備をしていても死ぬときは死ぬ。
でも、知識と経験があれば誰かを助けることもできると思える勉強会でした。
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