2019年9月30日(火) 走行距離186キロ
青森市内の下湯ダムキャンプ場を出て、下北半島方面へ。
昨年入浴した東北町老人福祉センターに行ったら、お風呂が故障して入れないというので、久々に
「東北温泉」で入浴。¥300。つるつるの黒いモール泉だ。
駐車場にバイクを停め、支度をしていたら、「なんてかわいいワンコ!」とラッキーを見た調子の良いおじさんに声をかけられた。
相当な犬好きらしいけれど、こちらの事情は理解されず
「犬をバイクに乗せて旅するなんて虐待だよ。」と言われちゃった。
言いたいことはわからないでもないけれど、初対面の人に言われる筋合いはない。
先を急いでいるのでとりあえず温泉に向かったけれど、
入浴中、ラッキーが誘拐されるんじゃないかと、気が気じゃなかった。温泉を満喫するどころではなかった。
温泉から出たら、さっきのおじさんが、まだ私のバイクのそばにいて、ラッキーのケージを覗きながら「早かったね。」とニコニコしていた。
風呂から上がるまでラッキーを見てくれていたのだ。
とりあえず、見守ってくれたお礼を言ったけれど、本当にハラハラした。
旅先でラッキーが行方不明になったら悔やんでも悔やみきれない。
誰も疑いたくはないけれど、こんなに誰かを警戒したのは初めてだ。
今日は下北半島の温泉付きキャンプ場に向かう。
むつ市営川内キャンプ場
青森県むつ市川内町家ノ辺107-4
予約不要。無料でキャンプできる。
ツーリングマップル未掲載
隣接する
川内ふれあい温泉に申し込みが必要だけど、今日は定休日なので、翌朝に申請することにして、とりあえずテントを張った。
久々に泊まったけど、以前よりワイルドになっていた。
乗り入れはできない。バイクは路駐して、荷物運び5mほどのエリアにテントを張った。
車の場合は荷下ろしした後、温泉施設の駐車場に移動する。
サイトは草地と、木々が茂る薄暗い林間サイトに二分する。どちらも最近手入れされた様子はない。
外灯もないので夜間は真っ暗だ。
近くに商店がないのであらかじめ買い出しが必要だけど、温泉施設が隣接しているのは魅力的。
トイレはセンサーで明かりがつく。最近誰かが利用した気配はなく、扉を開けたら無数のカメムシがボトボトと落ちて来た。
しかし、中はとても綺麗に掃除されていてペーパー完備、多目的トイレもある。
炊事場は林の中にあり、時代を感じる三角屋根。
雨の日に避難できるような場所はない。当然だけど、クマ出没注意。
13キロほどの場所に無料の
「野平高原キャンプ場」があるので好みで選べるのも良い。
野平高原は牧歌的で雰囲気は良いけれど、風が強い時は川内のほうがおすすめ。
青森県には無料で泊まれる魅力的なキャンプ場がたくさんあるので迷う。大間から北海道に上陸する前に、下北半島を観光するならこのキャンプ場は便利だ。
翌朝、9時に
川内温泉ふれあいセンターが開館したのでキャンプ場の申し込みに行くと。
受付のお姉さんから「ひとりでキャンプしたの?勇気があるね。」と感心されてしまった。
開館前から地元民の車がたくさん。大人気だ。入浴料は¥380。
申し込みついでに入浴することにした。
建物は古いけれど、中は綺麗。黄色味がかった温泉。露天風呂はないけれど、窓が広く、朝日がさんさんと差し込んでいい感じ。
しかし、私には熱すぎてやばかった。下北半島の温泉は全般的に温度が高い。
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