鬱というと、近代以降の、文學的な、高邁な思索、存在を問う根源的思索、などのイメージがありますが
実際に鬱になってみると、あんまり高尚さはなくて(笑)、
運動不足、加齢、不規則な生活で体重が増加したり
かたづけられないので、雑然とした部屋でぼーっとしながら、片付けなきゃ……と反芻したり
恋をするゆとりがないか、あるいはゴタゴタするか、
だらしなくなって、身なりが保てなくてあんまり文學的じゃないし
おふろに入れない、衛生を保てない、くさいと言われる、なんてもう文學的とはとてもいえなくて
高邁な思索ならまだしも、雑用的、卑近的なちょっとしたことがいつまでも悩みの種で
決断困難でループする思考
あんまりわかってくれない周囲
いやほんとかっこよくないのが泣けます。
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