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2020年02月02日23:00

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動機は『顔が怖い」

捏造ミステリーTRPG赤と黒を始めて遊んだ。
発売されて一ヶ月ほどということで、GMもPLも全員初めて。
楽しかったです。

ただ、全員初めてなのでルールの間違い等がいっぱいあると思って聞いておいてください。

PC達は全員魔術師となり、イツワリによって改変された真実を見つけ決定していく、ということを目的としている。
今回の事件はとある病院の院長室で行われた。
院長が何者かに殺害されたのだ。
PC達は会議室のようなところに集まり、事件現場をその場所に映し出す。
どうやらPC達は魔術師なので、現場に赴くというようなことはしないでその場所をこの場所で再現できるようだ。
さらに容疑者や被害者、目撃者(物や人物)を呼び出すことができる。これはおそらく、魂的なものとか現身的なものをこの場所に呼び出すことができるということなのだと思う。
PLたちにはトランプが配られ、その色や数字をコストに事件の調査を行う。
順番を決め、最初は電灯のスイッチなどから話を聞いたりしていた。
だが、参加者の一人がつぶやいた。
「これ、容疑者一人一人呼び出して、お前が犯人か?って聞いたほうが早くない?」
そう、我々ははじめ、普通のミステリーのように事件を調査しようとしていたのだが、我々は探偵でも刑事でもなく魔術師なのである。
調査も魔術で行っているため、対象は真実しか話せなかったりするのだ。
もちろん、それではゲームにならないかもしれないため、シナリオ上にいくつかの法則(ルール)が設定されている。
例えば、死者は語らない。
このルールがあった場合、死者を呼び出して話を聞くことはできない。なければ、誰があなたを殺したのかを聞き出すことができるということだ。
このことに気づくのに少し遅れたため、いくつかを無駄にしたかな。
というわけで、一人ずつ呼び出して犯人を聞き出す。
犯人と凶器を確認したあたりでイツワリとの戦闘が発生する。
セッションは、序盤、中盤、終盤と別れており、それぞれにおいてイツワリとの戦闘が発生する。
イツワリとの戦闘は、調書の作成というもので行われる。
調書にはシナリオにおいて書き出すことが決まっており、今回は犯人、凶器、動機、そして情状酌量の余地により報われるべき内容を決めることになっている。
犯人と凶器は確認されているが、手番がなく動機などは確認されていない。
だが、イツワリを攻撃するためには調書を作らなければならない。
そこで行われる捏造。
今出ている情報をもとに、こういう動機ですと捏造するのだ。
とりあえず、調書を一つ完成させようという話となる。
どうやらいくつか調書を作ってどれを採用するかを後から決められるらしい。
そして行われる捏造。
使用された情報が幻想による情報、『顔が怖い』
犯人は顔が怖いことをいつもいじられており、ついに限界を超え衝動的に犯行に及んでしまったのだ。
動機、ひどくない?
しかも犯人の顔が怖いという事実はなく、幻想によって作られた情報だったのである。
情報には真実と幻想があり、幻想はつまり作られた情報であったりする。
こうしてとりあえず一つの調書が作られたのだが、このあたりで一度イツワリが倒れた。そして復活。どうやら、あと一度イツワリを倒すことができれば終了らしい。

え?
イツワリを完全に倒した段階で、完成している調書から採用される調書を決定する?
・・・動機が顔が怖い調書しか完成してないんですけど!?
死なないで、イツワリさん!

こうして中盤に突入。犯人の口から動機を聞き出し、イツワリさんをいたわりつつ何とか二つ目の調書を完成。無事イツワリさんを倒して正しい調書を採用したのだった。



PC達には真実を追求する追求者、のようなクラスのようなものがあるのだが、そのほかにも幻想によって隠ぺいする破綻者(どちらかというと愉快犯か?)のようなクラスもある。
今回は全員協力するようなシナリオだったのだが、上級者あるいはそれ向けのシナリオには、PC同士が対立するようなシナリオもあるとのこと。
うーん、難しそうだ。

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