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2019年11月17日11:39

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一朝・一之輔師匠より聴きどころのメッセージが届きました

一朝・一之輔師匠より聴きどころのメッセージが届きましたので、ご案内いたします。
まだチケットはございます。

第五十三回鎌倉はなし会 春風亭一朝・春風亭一之輔親子会
演題: 春風亭一朝「芝浜」 春風亭一之輔「味噌蔵」
日時:12月13日(金) 18時半開場 19時開演 
場所:鎌倉芸術館小ホール 木戸銭:4000円(全席指定)

下記のURLをクリックいただきますと、チラシがご覧になれます。

http://hanashikai.sakura.ne.jp/maga/upfile/20191213_ichou.ichinosuke.pdf

噺の聴きどころ

芝浜

小咄に、一番好きなものはと訊かれて『…二番目が酒だ』というのがある。私の場合は酒が一番である。ところがその酒が飲めなくなってしまった。十年前、大酒で、肝の臓を痛めてしまった。普通の人の一生分は飲んでしまったみたいで、これ以上飲むと死にますよとお医者先生に言われた。仕方がないとは思っていても生きがいの半分以上が、すうッとなくなってしまったさびしさがある。
それでも、酒を飲まなくなってつきあいが悪くなったといわれるのが悔しくて、酒の出る会合にはできる限り出るようにはしている。何しろビールひとケース開けた大酒飲みがグラス一杯でおつもりなのだから、哀れなものである。それでも一杯ぐらいならいいでしょうというほかならぬ先生のお言葉があり、それからは毎晩一杯と決めて飲むことにしている。解禁になって、最初に口をつけたビールの感動はとうてい忘れることができない。
つがれたビールを口へ持っていこうとするまでの、じッとビールの泡をみつめていた間の感動は、芝浜で魚熊がかみさんに禁を解かれて、口へ持っていくまでの間の感動に他ならない。
そこで私の感動は魚熊という人物の上に生かされているのではないだろうか。
これは私の肝臓と感動の一席である。
春風亭一朝

「味噌蔵」

私は『ホワイト餃子』が大好きです。地元・野田に本店がある我がソウルフード『ホワイト餃子』。『ホワイト餃子』というのは店の名前で、どうやら白さんという人が創業者らしい。小ぶりな俵型で厚めの皮、味の染みたあんが詰まっていて、たっぷりの油で揚げるように焼くのです。子供の頃から我が家に人が集まる日は、早朝から並んで冷凍の餃子を100個単位で買って来ます。小さいので20個はペロリです。白いご飯にも、ビールにも、日本酒にも合う『ホワイト餃子』。最高。
実家の母が揚げる『かき餅』もいいなあ。我が家では『アラレ』と呼んでました。正月ののし餅の残り端を細かく刻み、乾かしておいたものを揚げて、揚げたてのところに醤油をかけて、そこに「味の素」をふりかけます。熱いのをハフハフ食べるのもよし、冷めたのもよし。一つ食べると止まらなくなるキケンな食べ物。最高。
あとは『ペヤングのソースやきそば』がとどめでしょう。説明不要の極め付けです。あのソースがやっぱり他のカップ焼きそばと違うんだよなぁ。あ……『アラレ』に『ペヤングのソース』をかけたら美味いかもしれない……かな?
『味噌蔵』は「鬼の居ぬ間に命の洗濯」みたいな噺。みなさんは何が食べたいですか? そうそう、浜松銘菓『あげ潮』というクッキーも美味ですよ。牛乳と食べるのが合うんだな。

春風亭一之輔


【今回の見所】
当代随一の実力と人気を誇る師弟の会です。春風亭一朝師匠は、何ともいえぬおかしみを持ち、磨き抜かれた言葉が独特の輝きを放つ、江戸の風を感じさせてくれる、希少な噺家です。人情噺の傑作「芝浜」を掛けます。一之輔さんは2012年度に21人抜きで真打ち昇進し、大きな話題となりました。柳家小三治師匠も「久々の本物だと思った。芸に卑屈なところがない。しかも人をのんでかかっている」と大絶賛。伸び伸びと大らかな語り口で、グイグイと人を惹きつけます。爆笑噺「味噌蔵」を掛けます。


春風亭一朝 五代目春風亭柳朝の総領弟子。歯切れのいい江戸弁が魅力の噺家。江戸弁の大家であり、多くの時代劇の江戸弁指導も行っている。何ともいえぬおかしみを持ち、磨き抜かれた言葉が独特の輝きを放つ。江戸の風を感じさせてくれる、希少な噺家である。国立演芸場花形新人大賞、文化庁芸術祭優秀賞受賞など受賞多数。

春風亭一之輔 春風亭一朝門下の逸材。2012年度に21人抜きで真打ち昇進し、大きな話題となる。柳家小三治も「久々の本物だと思った。芸に卑屈なところがない。しかも人をのんでかかっている」と大絶賛。伸び伸びと大らかな語り口で、グイグイと人を惹きつける。NHK新人演芸大賞受賞、国立演芸場花形演芸大賞大賞など受賞多数。

●予約この高座の予約を受け付けます。座席番号の選択はできません。
メールで申し込み(宛先:m-aki@df7.so-net.ne.jp)→銀行か郵便振替にてお振込み→入金確認→チケットを発送という手順になりますので、チケット代+送料84円(枚数にかかわらずこの金額です)を、お振り込みください。

●お申し込み
送料84円を添えて、枚数分(1枚4000円)をお振り込み下さい。
●振り込み先
三菱UFJ銀行 鎌倉支店 普通0076156
カマクラハナシカイ



郵便振替 鎌倉はなし会 00210-8-92990


ご出席の方は以下のフォーマットに書き込み、m-aki@df7.so-net.ne.jpまでご返信ください。
●鎌倉はなし会出席
お名前(HNではなく本名で)
人数
ご住所 〒
電話番号
メールアドレス
振り込み先(銀行か郵便振替のいずれで振り込むのかを明記してください)


•問合せ先 0467-23-0992 鎌倉はなし会・秋山(10:00〜18:00)
•メールでのお問い合わせは m-aki@df7.so-net.ne.jp

未就学児の入場及び、当日のビデオ・カメラ撮影、録音は固くお断りいたします。

今後の予定 

◆第五十四回鎌倉はなし会 鎌倉はなし会 
柳家さん喬・柳家権太楼・桃月庵白酒三人会 
演題: さん喬「井戸の茶碗」 権太楼「居残り佐平次」 白酒「厩火事」
1月10日(金)15時開演 鎌倉芸術館小ホール 4000円

◆第五十五回鎌倉はなし会 柳家喬太郎・桃月庵白酒二人会
2020年2月21日(金) 19時開演 鎌倉芸術館小ホール 4000円
◆第五十六回鎌倉はなし会 桂米團治独演会 
2020年4月11日(土) 15時開演 逗子文化プラザ なぎさホール 4000円
◆第五十七回鎌倉はなし会 立川志らく独演会
2020年6月24日(水) 19時開演 鎌倉芸術館小ホール 4000円
◆第五十八回鎌倉はなし会 柳家三三独演会
2020年8月1日(土)15時開演 鎌倉芸術館小ホール 4000円
◆第五十九回鎌倉はなし会 春風亭一朝・春風亭一之輔親子会
2020年9月30日(水) 19時開演 逗子文化プラザ なぎさホール 4000円

たくさんの方のご来場をお待ちしております。よろしくお願いいたします。
    

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