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2018年12月14日13:51

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子供の頃、キスを「プー」と呼んでいた。

子供の頃、キスを「プー」と呼んでいた。気になって調べたのだが、国立国語研究所に問い合わせてもわからなかった。あれは我が家だけの呼び方だったのだろうか。ぼくは不明な日本語は必ず国立国語研究所に問い合わせるようにしている。以下は回答です。

キスのことを「プー」というのが、どの範囲に通じていたのか、が書いてないので、それが仲間内の符牒のようなものなのか、地域的に何世代も受け継がれていたものなのか、あるいは年代的に同じころの青春期を過ごし育った同年代にみられたのか、など、解明の鍵は隠されているのかもしれません。少なくとも隠語辞典のような範囲では、見当たりません。その隠語辞典では、切符の「プ」や、麻薬などの注射器を指す「ポンプ」の「プ」のように、語頭に濁音や半濁音が生まれにくい和語・日本語の世界での隠語俗語の成り立ちの癖が見られます。たとえば、「接吻」の「プ」とか、「ディープ(キス)」の「プ」のようなものが、擬音擬態語化して「プウ」や「プー」になった、という可能性は否めません。「チュウ」という語が一般化していますので、一音節に長音が続くという類型が、そこに働いているかもしれません。また、外国語でキスを表現する語彙の変化形も可能性としてはあり得ることか、と思いますが、今のところ主要な外国語からの見当はつきません。

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