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2018年12月11日18:47

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作家で随筆家の広津桃子さんと親しくしていたことを思い出した。

30数年前の話だが、作家で随筆家の広津桃子さんと親しくしていたことを思い出した。藤沢の鵠沼にお住まいでお宅に伺っていた。いまから思えば、小山明子さんの家の近くだったろう。当時、勤めていた出版社の23万円もする画文集を友達に勧めてくださり、買ってくれたことがあった。広津柳浪、広津和郎と三代続いた作家だったが、桃子さんは生涯独身で途絶えてしまった。寡作で作品数は少ない。ちなみに永井荷風が弟子入りしたのが、広津柳浪である。森鷗外の娘の森茉莉さんが週刊新潮に「ドッキリチャンネル」という辛口の連載を持っており、その昔、広津和郎に犯されそうになったという話を暴露していたっけ。茉莉さんは鷗外から溺愛されていた。写真は広津桃子さん。
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