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2019年10月31日02:49

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絶対にやめてくれ〜!!!

■スーパーの会計テク"自動精算機に財布の小銭をすべて投入すると時短&小銭がまとまる"ってやっていいの?
(キャリコネ - 10月30日 17:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5845553

私は、週6日スーパーマーケットでレジと閉店精算処理を担当している。

この記事のタイトルを目だけで浚ったら、何となく、「スーパーでのハイテク精算」のように読めるかもしれないけれど、こんなやり方は、絶対に絶対にやめてもらいたい。

そもそも小銭が財布に溜まって仕方がない、という向きは、今巷で大流行りの5%お得なキャッシュレスで支払えばいい。
クレジットカードが無いなら、電子マネーやスマホ決済を駆使しなはれ。
これぞ、スーパーハイテクキャッシュレス神決済。

精算機の釣銭機には最大容量が設定されている。
物理的に容量には限界がある。

私の勤務先では、釣銭機の定量は以下のようになっている。
金種  定量 限界
500円… 50枚… 70枚
100円…100枚…150枚
50円… 50枚… 70枚
10円…100枚…150枚
5円… 50枚… 70枚
1円…100枚…150枚

で、私達レジ担当者は常にこの限界に達しないように監視しているわけだ。
釣銭が不足するのも過足するのも困る。機械が停まってしまうからだ。

オーバーフローして停止したケース。
1円を145枚投入、実際には160枚以上を放り込んだらしい。たまたまその釣銭機は1円が10枚以下になっていて、そろそろ棒金1本1円50枚は補充しなくては、と身構えていた矢先の事だった。オーバーフローした10数枚は、内部の皿に留まって、機械は停止。精算機1台が使えなくなって、レジには渋滞発生。復旧するのにそれなりの時間がかかった。
発生原因の客曰く、「カネ入れただけやのにめんどくさいなあ、早よせぇや。」
買った物といえば、発泡酒1本。
庶民派我がスーパーマーケットではこんなもんだ。

何度も何度も入金途中でキャンセルするケース。
手持ちの大量の小銭を両替する目的で、何度も「戻る」ボタンを押している。
その不自然な行動を訝しく観察していると、案の定、機械が停まった。
その客、悪びれもせずに、「なんか停まってしもうた。」と言う。

ハイハイ、と停まった釣銭機を復旧させ、にこやかに客を送り出す。

もう、やめてくれ〜。
ストレスだ。発癌因子だ。労災だ。

異物混入で停止したケース。
ろくに金種も額面も見ずに財布の中身を放り込んだ。
客曰く、「なんか知らんけど停まったで。」
その時の担当者が機械を開けて見てみると、何が原因だかわからないが、小銭が各所に滞っている。それらを排除して元に戻して精算機を復旧させて、精算を終えた。お釣りを手にしてそれを財布に入れていた客が、
「あっ、しもた。金のチェーンを入れてしもてた。返してくれ。」
とりあえずは、連絡先を聞き、見つかったら、という事にした。
後で仕事に入った私の思い付きでゴソゴソと機械を探っていたら、チェーンが見つかった。余りにも細すぎて釣銭機内部をスルーして排出口の手前で引っかかっていたのだった。もっともっと太いチェーンなら、そもそも釣銭機の入り口で留まっていたはず。

異物のあれこれ
ダイソーのシール
ダイエーのシール
どこかのスーパーマーケットのシール
どこかのレシートのカケラ
ガムの包み紙の切れ端
ゲーム機のコイン
服のボタン
服の切れ端
財布の生地の切れ端
お土産のプチ金色の延棒
お守りのプチ亀
お守りのプチカエル
お守りのプチお札
外国の小銭

薬の外装
クリップ
ホッチキスの針
etc.

とにかく、きちんと手持のお金をよく見て、適正な枚数を釣銭機に投入して下さい。
「20枚以上を入れないで下さい。」と、ちゃんとよく見えるところに書いてあります。
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