大好きな韓国が段々と遠くなる…気がしてきた

私が韓国に関心を持ったのは、1995年の阪神大震災後に参加していた生協が異文化交流を目的に企画した韓国語教室。韓国籍の夫妻が講師だった。偶然だったが、講師が書いた本を既に読んでいたので、母国で大変な経験をされてきた事はよく知っていた。教室主催の韓国旅行にも家族で参加した。楽しい思い出になっている。
のちに大統領に就任することになる金大中氏が名誉回復した頃に、家族でソウルに移ってしまった。

その後、「冬のソナタ」を代表する韓流ブームがやって来た。私はこのドラマは観ていないが、朝鮮半島への根強い差別と偏見の意識はかなり軽くなったと思う。
私の住んでいる大阪いずみのくには元々朝鮮半島への差別意識が根強い。小中学の頃は部落差別の根強さに辟易していたが、高校に進学してみて妙な表現だけど少しはグローバル化しているかと思いきや、外国人への差別感、特に身近な韓国・朝鮮籍の人への偏見が観てとれた。それでも、21世紀になった今「私韓ドラもK-POPも好きでねー。」と明るくはしゃげるおばちゃん会話を見聞きできるようになってきた。これって、民度の劇的変化なのに学術研究されていないのが不思議。

せっかく、ここまでたどり着いたのに今のこの状況。
オバハンの韓流パワーでどうにかならんもんかなあ。

アジアのハミゴになってしまいそうな日本はいったいどこへ行ったらいいんだろう。
南海トラフ地震が来て、本当に日本沈没なんて事になった時の臨時政府はいったいどこの国が引き受けてくれるんだろう。
プレートテクトニクスで日本はどんどんアジアを離れて太平洋の彼方へ。
まあ、その頃には私は居ないからどうでもいいか。