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2020年05月31日13:34

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マニラ首都圏封鎖 その9

マニラ首都圏は今日で封鎖78日目…もともとパリより早く都市封鎖が始まっていたが、すでにパリは大きく緩和されている。世界の中でも最も長い都市封鎖のひとつだと思う。

マニラは5月16日に初めて少し緩和され散歩や店舗の一部オープンも可能になったが、公共交通機関が運行禁止であったため従業員やお客さんも来れないし人流は少ししか変わらなかった。ゴーストタウンが少しマシになった程度かな。

それが6月1日からさらに緩和され、公共交通機関も間引き運行が一部可能になる。
封鎖という名称は続き実態は日本の自粛最盛期より厳しいとは思うが、一般的封鎖(General Community Quarantine)という4段階中で厳しいほうから3段階目に緩められるわけ。
電車や大型路線バス、タクシーが間引き運転ながら動き始める見込み。Social Distance等の対策はもちろんとるので、電車の輸送人員は平常時の10−30%と見込まれている。
ジプニーという庶民の足となっている小型バスは密なので許可されるか微妙なのだが、それでも人流は大きく変わるだろう。ちなみに全便運行停止だった国内航空便も飛び始める。
レストランは相変わらずテイクアウトのみなので飲み会はできないな。
でも条件が整えばゴルフゴルフが可能になりそうなのはかなりうれしいハート
夜間外出も推奨はされないが、外出禁止令は解除になる。

おお、めでたいexclamation 2か月半以上、頑張った甲斐があったねexclamation ×2…と考えるのは実は大きな間違いあせあせ(飛び散る汗)
下図は封鎖開始以来、昨日までの毎日の感染者数等の推移を示している。赤が新規感染者数になる。
フォト


おいおい、感染者数増えているじゃん しかも爆発的に衝撃
先週になって一日平均が200人台から300人台に増えてきたが、緩和の発表された翌日から爆発的に増えている。
539人⇒1,046人⇒590人っておかしいでしょ! これで緩和するって本気なのexclamation & question

たしかに感染者増加は貧困者居住地区を中心に地域限定的な側面もある。
政府も各市を構成する最小行政単位であるバランガイに個別の厳しい封鎖の権限を与えてもいる。でもねぇ…

なぜか同時に発表し始めたのが、何日以内に感染が確認された感染者かという数字。つまり感染が確認されても集計されるまでにタイムラグがあるということ。

それによると3日以内の確認数が同じ期間で109人⇒46人⇒252人と推移している。
つまり430人⇒1,000人⇒338人は集計に4日以上かかったと言っている。
ひどいのは今報告される死者数に3月や4月の死者が数名入っているとのこと。なんだよそれexclamation & question

新規感染者減っていますよ感を出したいのかどうか知らないが、こうなると数字の信憑性に大きな疑問を持たざるをえない。
公表するだけマシかもしれないけどね。
経済がもたないので、やむにやまれず緩和します…みたいなものかなげっそり

という背景なので、人の往来が増えると身の回りの危険度はひょっとするとさらに上がるかもしれないドクロドクロドクロ

行動の自由が増えるのは単純にうれしいが、繁華街に行くのは今にもまして避けたほうが良さそうだ。
当面は隠遁生活継続かな…たらーっ(汗)たらーっ(汗)たらーっ(汗)



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