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2020年01月31日12:57

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タール山噴火レポート　その後

全世界的に新型肺炎一色なので、すでにはるか忘却の彼方にあるタール山噴火火山
フィリピンですら報道は激減しているが、いちおう特派員からの現地レポート第二弾ダッシュ（走り出す様）
（第一弾　https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974340621&owner_id=4677595）

噴火した１月１２日以後、「数日以内に大噴火の可能性あり」を意味する警戒レベル４（５段階レベルの上から２番目）が継続されていたが、１月２６日に警戒レベルは３に引き下げられた。これは「大噴火の可能性は残っているが、喫緊ではない」を意味する。
これに伴って、避難区域も半径１４�劼�ら７�劼暴名�された。大半の該当エリアは湖になるので避難区域には２町だけとなった。

初日の噴火衝撃
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自分のいたゴルフ場から見えた噴煙
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国際宇宙ステーションから見た噴煙
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真ん中のタール湖中央付近から左方向に煙が流れている。

タール湖は大きなカルデラ湖でその真ん中にタール火山のある火山島が浮いている。

さらにその火山島の火口は火口湖になっていたバッド（下向き矢印）
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去年、自分がこの火口湖の展望台から撮った写真カメラ
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この火口湖になっていた火口から噴火したわけ。
今の変わり果てた姿がこれバッド（下向き矢印）
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火口湖はすっかり干上がり、なかなか衝撃的な光景になっている。
火口湖の写真にある小さな島が噴火後の写真右側にあるMain Crater Lake Isletげっそり
点線は噴火前の山の稜線に相当するもの。
展望台はおそらく写真の左手前部分にあったのだろうと思う。

１月２７日には避難区域がさらに町内の５地区だけに縮小された。
といっても、こんな被害を受けた家には戻れないけど・・・
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今は被災地復興のための議論が始まるところ。
自分の会社でも募金が始まっており、それなりに援助させていただいた。
今度チャリティーコンサートがあるということなので、そこでもできるだけのことはしたいと思う。


こんな状況で不謹慎ではあるが、駐在員にとってそれなりに大きな影響はゴルフ場ゴルフが降灰で閉鎖されたこと。
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ゴルフ場で働く現地の人にとっても実はこれは死活問題げっそり
キャディーさんとかはキャディーをしてもらえる６００ペソが唯一の収入源なので、これは大変あせあせ（飛び散る汗）
自分がメンバーになっているゴルフ場ではキャディー総出で灰掃除を行い１０日で再開にこぎつけた。ゴルフ場も良心的で一人１日昼食付３５０ペソを支払ったそうで、彼女たち自身はハッピーだったと話している。
これはかなり例外で、いまだ大半のゴルフ場は閉鎖されている。


このまま終息して、これが最終レポートになることを祈るばかりend
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