パオアイ教会から車で10分ほど走ったバタックという街はマルコス元大統領の生地。
独裁者として悪名高いが地元では人気があり、生家はマルコス博物館というものになっている。
1917年に生まれ、父親は国会議員で母親は教師。
おとうさん
ちなみに90歳を過ぎたイメルダ夫人は昨年下院議員を引退したが、息子や娘も議員をしており、まだマルコス家は一流の政治一族でもある。
博物館は神童マルコスの時代から紐解かれる。
そしてイメルダ夫人との電撃結婚。たいそうな美女だったが、出会いから11日で結婚したというスピードぶり!
革命時にマラカニアン宮殿に山ほど夫人の靴があって話題になったが、このころから靴が好きだったのかね?
その後、父親の政敵殺しの嫌疑をかけられ有罪となるが、最高裁で逆転無罪になったらしい。
そして政界に入り、トントン拍子で出世して、1965年に民衆の熱狂的な支持を受けて大統領にまでなった。
これでおしまい
えっ、これだけ?
史実では当初はたしかに良い大統領だったらしいが、長期政権で腐敗して独裁の一方で私腹を肥やすという絵に描いたようなパターンとなる。
1986年のエデゥサ革命で失脚してマラカニアン宮殿を追われ、亡命先のハワイで1989年に客死する。
なんて記述は一切ない
さすが地域の英雄だねぇ
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