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2019年10月14日16:02

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コートールド美術館展

出張で一時帰国した際に成田空港から帰路につく前に美術館に行こうと狙っていた。
なにせマニラはあまり芸術を感じさせないところだからねたらーっ(汗)
思えばロンドンは気が向けばふらっとナショナルギャラリーや大英博物館に行けたし、ミュージカルはもちろんのことロイヤルアルバートホールでコンサートもいっぱいあって良いところだったなぁ…

おあつらえ向きに上野でコートールド美術館展をやっていたのでさっそくGoダッシュ(走り出す様)
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この美術館もロンドンにある。20年ほど前にも日本でコートールド美術館展があり、印象派の充実にびっくりしたことがあった。
ロンドン中心部のサマセットハウスという建物の中にある小規模美術館で、赴任中は何度も足を運んだ。( https://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=4677595&id=1950205570 )
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冬に行ったときは正面広場がスケートリンクだったしスキー
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本国では写真撮影OKなので、中はこんな感じ。
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東京では写真NGなので、以下にネットから拾った好きな作品の写真をアップしてみる。

モネ 「花瓶」
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モネは屋外の風景画が多いが、1880年代の一時期に彼は静物画を多く制作している。
この多様なピンクの色彩が気に入っていて、僕はかなり好きな一枚ハート
モネは花の配置に悩んで40年間アトリエに放置していたが、最晩年になって花弁や葉の部分に手を入れて完成したそうだ。

モネ  「秋の効果、アルジャントゥイユ」
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セーヌ河畔を描いたモネらしい作品。水面の映り込みや空の色合いはやっぱりすごいね。

マネ 「フォリー・ベルジェールのバー」
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コートールド美術館で最も人気のある作品。この展覧会でも目玉とされている。僕はそこまで好きじゃないけど…
バーテンダーの背景の大部分は大きな鏡に映ったもので、鏡像と実像の幾何学的なズレがよく話題になるが、視覚的効果のためにわざとずらしたとされている。虚無感の漂う女性バーテンダーと観客の喧騒がこの時代のフランスの風刺にもなっている。

セザンヌ 「大きな松のあるサント=ヴィクトワール山」
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セザンヌが何枚と描いているサント=ヴィクトワール山は1996年にフランス南部をドライブしたときに見に行った。
大きな松が山の稜線を引き立てている。

セザンヌ  「カード遊びをする人々」
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これも有名。1890年頃から糖尿病が悪化して屋内での絵画制作に注力したときの作品。
ゆがんだ机や手足のアンバランスさも視覚効果を狙ったものらしい。

ドガ  「舞台の上の二人の踊り子」
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裕福でオペラ座の会員だったドガにはバレエの練習風景を描いた作品も多い。
それにしても左下を大きく開けた構図は大胆。

ルノワール  「桟敷席」
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これも有名な一枚。第一回印象派展でも絶賛されルノワール初期の傑作とされている。
写真では伝わりにくいが女性の肌の透明感はハンパない。


今回来日したのは美術館収蔵作品の一部だが、驚いたことにロンドンで写真に撮った作品はほとんどが日本で展示されていた。
自分は典型的な好みの日本人ってわけねあせあせ

何回みてもいい絵達だなぁぴかぴか(新しい)

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