9/19 ○T1-G8

菅野は7回1失点、
打線は2回に7点を奪い快勝

先発の菅野は初回、
先頭打者の近本に2ベースを打たれ、
バントで送って3塁へ。
糸原にセンター前にヒットを打たれ
1点を先制される。
1-0

後続は外野フライと内野フライで
アウトにしチェンジ。

味方が2回表に大量得点を挙げた後は、
先頭打者を出さずに淡々としたピッチング。
8回の打席で代打を送られ交代。

菅野は7回を投げて
安打5、三振6、四球1、失点1

結果を見れば菅野らしいスコアブックだが、
絶好調時のものとは違い、
三振を取りにいくよりは、
打って取らせる、という無理のないピッチングで、
大量点は取られない、そんなようにみえた。
これも大量点に守られているからだろう。

菅野は、勝ったり負けたりが続いたが
これで勝ち星が続いた。
安定感があるという感じでもなく
以前のような信頼はないものの、
今の先発陣では勝ちを一番期待できることはたしか。

8回のマウンドに上がったのは中川、
ランナーを2人出したが無失点に。

9回は桜井。
146キロ前後の球を
続けて投げて三者連続三振に。
点差も離れているからかもしれないが。
ランナーがなくプレッシャーのかからない
場面ならこれくらいはやれる。

打線は1点ビハインドの2回、
先頭打者の亀井ヒット、
丸のライトへ転がるヒットで
ノーアウト1、3塁。
ウィーラーのサードゴロで
1アウト2、3塁に。
大城の打球は前進シフトのセカンドを破り、
ランナーを2人還すタイムリーで逆転。
1-2

菅野の送りバントでピッチャーは
セカンドに送球も
球が逸れ、野手もベースから足が離れセーフに。
1アウト1、2塁で吉川の
大きな打球はバックスクリーンの
ネットに落ちるホームラン。
1-5

松原はヒットで出ると、
手を緩めず盗塁を決める。

坂本のフルスイングは
左中間に飛ぶホームランで
1-7

岡本ヒット、亀井がフォアボールで続くも、
丸三振、ウィーラー内野ゴロでチェンジ。

菅野のいいリズムのピッチングもあって
ゲームは止まり、得点は2回の猛攻だけで
終りそうだったが、、
7回2アウトからウィーラーのホームラン。
1-8

ゲームは完全に決した。

1点リードしているタイガースの2回の
守備体形、これだろう。

1点をやらないための前進シフトが
裏目に。
いろいろ批判は出るがこれは結果論。

タイガースは初回からバントで
手堅く送って点を取りにいく野球をしているのだから
少ない点のゲーム、というのがベンチの考えなんだろう。
しかし、前回のジャイアンツ同様に、
裏目に出ると悪いことは続くもの。
バントの処理ミス、そのあとのホームランは
ピッチャーが動揺してのものだろう。
ピッチャーを責めるコメントをみたが、
この間マウンドに一度も行かなかったコーチ、
これもどーなんだろうか。
ガンケルが気の毒に見えた。

前回、点差が開いたところで坂本を
休ませたことと同じようなこと。

あの教訓があってか、このゲームでは
坂本を9回の打席までたたせた。

個人的に目についたのは、
吉川のホームランの後、
松原がヒットで出ると盗塁をしたこと。
ホームランで一旦ゲームが止まって、
点差が開いたので、
ゲームを動かすこともないのに。
と思ったが。。。
それでも手を緩めない攻撃、
今日は絶対に勝つ、なんならボッコボコにして勝つ、
そんな感じにもみえた。

気になるといえば、丸。
久しぶりにスタメンで戻ってきて
1打席目にヒットは出たもののあとは
内野ゴロと3つの三振、復調に手間取ってるのか。

よかったことで言えば北村か、
前試合に続いて代打で結果を出している、
スタメン起用のチャンスはあってよさそう。

中継の中で土曜日の
岡本の併殺について解説していた。
併殺を狙ってる守備体形は
シロウとでもわかっているから
本人も当然わかっている。
プロなら併殺にならない
バッティングはできるが、
それではチャンスをものにできず、
点を取りにいくために攻撃的なバッティングに出る。
ここら辺が紙一重なのだ、とか。
たしかに、主軸選手が併殺が多くなるのも
なんとなくわかる。

ちなみに、以前足の速いスズキが
バットに当てて球を転がせば
内野安打になる確率は高いのに、
フライが多くなるのか、と。
本人も打球を転がせばいいのは
わかっていても
そうならないところに投げるピッチャー、
ここら辺のせめぎ合いだとか。

ジャイアンツはゲームセット後、
レフトスタンドに向かって一礼。
これでレギュラーシーズンの
甲子園でのゲームは終了。

祝日の今日、
本来ならゲームは組まれていそうだがお休み。
火曜からマツダで3連戦。
金曜からは東京ドームでタイガース3連戦に。