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2020年05月21日09:46

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未知の薬「レムデシビル」を速攻で承認したのにアビガンを承認しないのは説得力に欠ける。

■アビガン「安全性問題なし」 藤田医大、臨床研究を継続
(朝日新聞デジタル - 05月20日 21:17)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6089432

- 会見は中間解析の結果、有効性を示せなかったとする一部報道に反論するために開かれた。「(中間解析は)薬剤の効果を判定するものではない。違う形で報道されている」と話した。-

藤田医大、毅然として「科学者の良識」を示してくれましたね^^。薬剤製造元の富士フィルム富山化学と共に臨床研究・治験を加速して頂きたい。

アビガンが新型コロナを劇的に治癒する薬でないこと、そしてそんな魔法のような薬が今後も恐らく出て来ないことは皆分かっている。毎年流行する普通のインフルエンザでさえ未だに特効薬が無いのだから。多少なりとも重症化を抑える効果があるなら、取り敢えずそれで良いのである。それで、数多くの高齢者や持病のある人達が命を救われます。

アビガンは、恐らくそうした「重症化を多少なりとも抑える」効果がある。副作用としての催奇形性についても、投与対象を例えば(妊娠・出産に関与する可能性が非常に低い)50歳以上の人、糖尿病患者などに限定すれば別に問題ないのでは?

先日新型コロナに感染し若くして亡くなった勝武士も、早期にアビガンを投与されていれば助かったのではと思うと、残念でならない。

だが、昨日20日あたりから各メディアがアビガンを貶め、あたかもその今月中の承認を何でもかんでも阻止しようとするかのような異様な記事を執拗に掲載し始めた。

今朝21日には、「ダイヤモンド編集部、山本猛嗣」なる御仁がMSNニュース等で「悪魔の薬か、アビガンに致命的欠点!」とアビガンを徹底攻撃している。山本氏はアビガンの催奇形性を「致命的欠陥」だとしているが、既に承認された薬で催奇形性が確認されている薬なんてゴマンとある。氏が例として挙げているサリドマイド錠も、その副作用を認識した上で、現在も抗多発性骨髄腫薬として妊婦・妊娠前以外の患者に活用されている。また最近では、サリドマイドに遺伝性出血性毛細管拡張症(HTT)に顕著な効果があることが確認されている。

つまり、アビガンが薬事承認されるべきでないなら、サリドマイドも即刻承認を取り消されるべきだし、その多発性骨髄腫の患者への投与も禁止すべきなのだ。だが、山本氏はひたすらアビガンをこき下ろすだけで、サリドマイドの薬事承認取り消し等については一切主張していない。矛盾している。

要するに、山本氏は(催奇形性があることは既に周知で、妊婦への投与を避ける等注意して使えばよいだけの)アビガンにサリドマイド児のイメージを徒にダブらせ、日本国民の恐怖心を煽って、その早期承認の阻止を図っていると思われる。

藤田医大は、上記のように既にアビガンの安全性について催奇形性以外は「問題ない」としている。では、厚労省に既に速攻で薬事承認した米国製剤「レムデシビル」の安全性はどうなのか。米国での治験・FDA認証だけで本当によいのか? 米国人(白人種)に安全であっても人種の異なる日本人にも安全とは限らない。その点はきちんと詰めたのか?

既に承認されてしまった “謎の薬” レムデシビルの方が、余程「安全性に問題がある」のではないか。疑問は尽きない。というか、レムデシビルについては実は既に深刻な副作用(腎機能・肝機能障害)が報告されている。そんなレムデシビルを速攻で承認したのにアビガンを承認しないのはなぜか?

厚労省は、まず何よりも日本国民の命と健康を守って貰いたい。救える命があるなら、確実に救って頂きたい。それが厚労省の果たすべき最優先課題であり、厚労省の存在意義である。
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