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2020年08月13日09:32

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『メロンはいかが?』第4話

『メロンはいかが?』第4話

「しかし、やはり子供は可愛いな」
 メロンで腹が膨れて、うとうとと寝始めた子供をオケアノス神が抱いてその背を優しく叩く。美穂はオケアノス神から子供を受け取り、布団に寝かせて昼寝をさせることにした。
 久々に幼子と触れ合えて満足しているらしい父親に、息子と娘は微妙な顔になった。
「…親父、『もう一人くらい、子供を作ろうかな〜』とか、考えてないか?」
「ん?いかんか?」
 アケローオス河神の問いに、オケアノス神はにこやかに答えた。どうやら図星であったらしい。
 アケローオス河神とエウリュノメ女神は、にこやかな父親の返答にそろってため息をついた。
「…いや、それは勘弁して、親父…」
「さすがにこれ以上増えたら、私も大兄様も把握しきれなくなるわ…」
 げんなりとなった両神に、カノンが他人事のように尋ねた。
「一応、今いる数は把握してるんだ?」
 オケアノス神の子供は、叙事詩では「三千人の娘、それと同じほどにたくさんの息子たち」と歌われているほどだ。ちなみにアケローオス河神は、「眷属の養子とかを含めたらもっといる…」とぼやいている。親が戦死したりしていなくなった眷属だの親戚だのの孤児を引き取って育てるのが、この両親の「趣味」なのだ。サガとカノンもその中の一人である。そして両親の「趣味」に、長男のアケローオス河神もしっかり付き合わされる羽目になるのだった。
「まあ、男兄弟はおれが、女姉妹はエウリュノメが監督する、って分担になってるからな」
「本当なら、姉妹の監督は長女のステュクス大姉様の役割なのだけどね。大姉様がちょっと訳ありで冥界に引きこもってるから、私が代理をしてるのよ」
 オケアノス神の長女である冥界の大河の女神ステュクスの「訳」とは、愛する夫パラスが奈落タルタロスに封じられたことだった。
 父クロノスと息子ゼウスが天の覇権を争った「ティターンの戦い(ティターノマキアー)」の時、ステュクス女神は父であるオケアノス神の勧めに従い、子供である勝利の女神ニケたちを引き連れてゼウスの陣に一番に馳せ参じた。その功で、彼女は戦後、「神々が誓いを立てる時にはステュクス河の流れにかけて誓う」という権利を与えらえれ、子供たちはゼウスやアテナの直属となった。だが夫のパラス神はクロノス側について戦ったため、敗戦後はタルタロスに堕とされた。以来、ステュクス女神は「愛する夫の少しでも側にいたい」と、冥界にある自分の館から離れようとしないのだ。
「あのさぁ、親父、子供がもう一人欲しいなら、せめてサガとカノンが死んでからにしてくれよ」
 と、アケローオス河神が父親に釘を刺す。
「なぜだ?」
「いや、だってせっかくの『末っ子』ポジションを失ったら、そこの双子たちがすねるからさ〜」
 と、長男は先割れスプーンで「末っ子」に当たる双子たちを指し示した。
「ちょ…!何を言って…!」
「誰がすねるか!」
 完全に「わがままで甘ったれな子供」扱いされたサガとカノンが、アケローオス河神の言葉を否定する。だがその有り様は「むきになって」としか見えないものだった。
「え〜、本当に?」
 アケローオス河神が二人にしつこく念を押す。
「本当に下に弟か妹が出来ても、妬いたりすねたりしない?」
「すねません!」
「すねない!」
「いや、でも今でも、おれが構わなくなったら、すねてるじゃないか」
「う…っ」
「ぐ…っ」
 後輩の星矢と瞬の前であまりに子供っぽく恥ずかしい現実を指摘されて、双子たちが言葉に詰まる。星矢と瞬の、サガとカノンに対する「尊敬値」のメーターは、さらに値が下がりそうになった。
 エウリュノメ女神が先割れスプーンを揺らしながら、呆れ気味に言った。
「あのねぇ…。そうやってお父様や大兄様や皆がこいつらを寄ってたかって甘やかすから、『ウワーッハハハハ!おれが神になるのだ!』って高笑いするような変な子に育つの!ちょっとは自覚して反省してよね!」
「……」
「……」
 長兄をたしなめるようで、直球で自分たちの過去の罪と恥をえぐってきたエウリュノメ女神の言葉に、二人して悶絶するサガとカノンであった。星矢と瞬の、先輩二人に対する「尊敬値」のメーターが、またもや下がりそうになった。
「ふ〜ん、兄弟がそんなに多いんだ。おれのところも多いけど」
 星矢がメロンを食べながら感心してみせた。
「お前のところは何人いるんだ?」
 アケローオス河神の問いに、星矢は両手の指をすべて広げてみせた。
「男兄弟が百人」
「確率で言えば、同じだけの女兄弟もいるよね…」
 ははは…と瞬が渇いた笑いを漏らす。
「それは…多いのか?」
 だが星矢の答えに、オケアノス神は眉をひそめて困惑の表情を作った。
 長男のアケローオス河神がため息をつく。
「ああ、親父は『人間の感覚』がよく分からないから…。百人は多いよ。人間の場合、年に一人のペースで作っても、作り終える前に寿命が尽きる」
「実際はみんな年齢が近いから、年に一人よりハイペースで生まれてたことになるけどな」
「辰巳さんは、最愛の女性だった奥さんを亡くしてから、その寂しさを埋めるように…って弁護してたけど、それにしてもねぇ…」
 そう言って微妙な顔になる星矢と瞬であった。
 なぜ城戸光政が実子たちを聖闘士にすべく孤児として各地の修業地に送り込んだのか、その理由を知った今では昔のように彼を憎んだり恨んだりする気持ちは無くなったが、それでも「実子が百人」という点には、息子の一人として呆れに似た感情を抱かざるを得ない青銅一同だった。
「しかし百人か…。なんだ?お前たちの父親にはゼウスでも取り憑いてたのか?」
「いや〜。さすがにそれはないと思うけど…」
 城戸光政の精力家ぶりに感心したアケローオス河神の問いに、星矢は顔をしかめた。
「分からんぞ。あいつ、周到な奴だからな。それこそ、サガとカノンが問題を起こすのを予期した上で、お前たち青銅聖闘士たちを育成して、神々と戦えるくらいにまで実力をつけさせて、最後はハーデスを打倒したところまで全部ゼウスの思惑通り、だったとしても、おれは驚かないね」
「はあ…。そうですか」
 瞬があいまいに返事をする。さすがに自分の運命がそこまで誰かの掌の上だったとは思いたくない。
「まあ、男は簡単でいいわよね。種をばらまくだけなんだから。一か月に一人のペースで命中させたら、九年で百人達成できるんだもの。その点、女は大変よ〜」
「いや…種とか…命中とか…」
 露骨で直截なエウリュノメ女神の発言に、これまた微妙な顔になる男一同であった。その「男一同」の中に父親も入っているのに気付き、エウリュノメ女神が明るくフォローする。
「あら、お父様はいいのよ、お父様は。お母様一筋だもの。ヘラなんか、里帰りのたびに私に愚痴ってるわよ。お父様とお母様を見て育って、夫婦とはああいう仲睦まじくラブラブなものだって思ってたのに、ゼウスと結婚したら全然違ってた、って。『お養父様はお養母様に一途なのに、どうしてゼウスは浮気ばかりなの!』って怒ってる」
 大神ゼウスの正妻であるヘラ女神はゼウス神と同父同母の姉弟だが、オケアノス神の養女でもある。そのため、今でもヘラ女神は夫のゼウス神と喧嘩をすると「実家に帰らせていただきます!」と、彼女にとっては「実家」に当たるオケアノス神の宮にやってくるのだ。そしてエウリュノメ女神やアケローオス河神たちが、彼女の接待とご機嫌取りに追われることになるのであった。
「…というか、ヘラだって、あの時はテミスという正妻がいたのに、ゼウスと略奪婚したんだしな。その時点でゼウスが浮気性なことに気付けよ、と…」
「ヘラが怖いし、可哀想だから、誰もツッコまないけどね」
 冷静にアケローオス河神とエウリュノメ女神が指摘し、そろって互いに目配せをするのだった。
「あら、ヘラったら、そんなことを伯母様に愚痴ってるの」
 沙織が目を丸くする。アテナとしての沙織から見たヘラ女神は、とにかく気が強くて誇り高い継母であった。
「まあねぇ。お父様の養女としては、私はヘラにとって『姉』の立場になるわけだし。ゼウスの愛人と言っても、今では彼がオケアノスの領域に来た時に接待するくらいで、いつもゼウスの側にいるわけじゃないし。ヘラの息子のヘファイストスの養母でもあるし…気安いんでしょ」
 ヘラ女神はヘファイストス神を産んだ時、あまりに醜いその姿にショックを受けて彼を天から投げ落とした。そのヘファイストス神を拾って養育したのが、海の女神であるテティス女神とエウリュノメ女神という関係なのだ。ヘファイストス神の鍛冶の技は養母たちに贈り物をする中で磨かれたものだという。今でも彼は優しい養母たちに深く感謝して、あれこれと装飾品を作っては贈ってくれる。
「え…?あい…じん…?」
 さらっと言われた言葉の中に、昼のメロドラマ的な単語が混じっているのに気付き、瞬が手を止めた。見た目十代後半で愛らしいエウリュノメ女神が「愛人」という男と女のドロドロな立場にあるのは、どうも瞬にとってはしっくりこなかった。
 だが本人はいたってあっさりしたものだった。
「うん、そう。私もゼウスの愛人の一人なの。子供も三人いるわよ。元々、オリンポスには私が住んでいたのよ。でもクロノスとレアに追い出されてね。その時に、夫とも別れた」
「夫もいたのーっ!?」
 仰天して星矢が叫ぶ。夫がいるということは、ゼウスとは「ダブル不倫」ということになる。ドロドロすぎる人間関係に、純真な少年たちは理解力が追い付かなかった。しかも三人の子持ちだと言う…見た目はこんなに若いのに!
 だがエウリュノメ女神は何の遠慮もなく彼らに話を続けた。
「夫は、オフィオンって名前の盲目の蛇神でね。人間形態にもなれるけど。お父様の眷属なのよ。でも彼と結婚したのは、はっきり言って若い時の気の迷いね!」
 と言って、先割れスプーンをメロンにぐっさりと突き刺すエウリュノメ女神だった。
「気の迷いとか言ってやるなよ。あいつは今でもお前に未練たらたらなのに…。あいつ、今でも時々オケアノスの流れから水天宮の大浴場に姿を見せて、大蛇の姿で親父と二人してまったりしてるぞ?」
 義弟に当たる蛇神のことを思い、アケローオス河神が気の毒そうな顔になる。
「ああ。あのめちゃめちゃ広い大浴場…」
 ってか、温水プールだよな、と、カノンがかつて訪れたこともあるオケアノス神の居城である「水天宮」にある浴場を思い出した。なにしろ端が見えないくらい広いのである。「底の方で宮を取り巻くオケアノスの流れと繋がっている」と言われたが、その割には浴場と下に見えるオケアノスの流れは水面の高さが全く違っていて、サイフォンの原理はどうなってたんだ、と今は思うカノンであった。そこはさすがの神技で何とかしていたのかと思うしかない。
「それに『別れた』とか、あっさり言ってるけどな。別れ方もかなりひどかったぞ?オフィオンの頭にかかと落としを食らわせて、そのままオケアノスの流れに蹴り落とたんだ、こいつは」
「……」
「……」
 ひどいだろ?と、先割れスプーンで妹を指すアケローオス河神の話に、無言になる少年たちであった。
「だってぇ〜。普段は偉そうなことを言ってたくせに、クロノスに手も足も出ずに住処を追い出されるんだもの。肝心な時に全っ然、役に立たないなんて!あんな不甲斐ない夫、いらないわよ!」
 エウリュノメ女神はさらにメロンを先割れスプーンでぐさぐさと突き刺し続けた。「不甲斐ない夫」への不満をメロンにぶつけているらしい。
『お、女って怖い…』
 子持ちだったり、不倫してたり、夫を追い出したりと、若々しくて可憐な容姿からは想像もできないエウリュノメ女神の強烈な振る舞いに、素直で世慣れない少年たちはドン引きしたのだった。
「それで、ゼウスがクロノスに勝って新しいオリンポスの主になった時、ゼウスをたらし込んでオリンポス復帰を狙ったわけ、こいつは」
「ははぁ…」
 これまた愛らしい容姿からは想像のつかないエウリュノメ女神の計算高さに、少年たちはさらに引いた。
「そーなのよ。でも全っ然、ゼウスって私の思い通りになってくれなくて…!くっ、さすがにメーティスが見込んだ男…!それとも、あれかしらね、頭の中でメーティスが私の下心を忠告してたのかしらね?」
 大神ゼウスの最初の正妻は、エウリュノメ女神の妹に当たる知恵の女神メーティスだった。だが「メーティスが男子を産めば、その子は父親を追い落とすだろう」と予言を受け、天の主神の地位を守るためにゼウス神は妊娠中だったメーティス女神を飲み込んだ。
 だがメーティス女神はその扱いを不満とは思わなかったようだ。アケローオス河神に言わせると「あいつはゼウスにベタ惚れだから」ということらしい。「神々の中で最も賢い」と言われるメーティス女神ならばその気になれば脱出も可能だろうに、彼女は夫ゼウスの体内から逃げようとはせず、夫と一心同体となることを選んだ。そして今でも大神ゼウスの頭の中にいて、彼にあれこれと忠告をしているのだそうだ。さらに、自らが動けない代わりに分身ともいえる娘のアテナ女神を外に送り出して、父神の助力をさせるという尽くしようである。
 ともあれ、エウリュノメ女神とメーティス女神が姉妹で一人の男を共有したことに変わりはなく、これまた昼のメロドラマも真っ青な人間関係に、少年たちはまたもや引くのだった。城戸光政の「実子が百人」もたいがいだが、これもこれで大人の汚さ全開のドロドロ具合である。
「どうだかなー。お前がゼウスの前では猫の皮を百枚ばかりかぶってるせいで、ゼウスの奴、『エウリュノメほど可憐で愛らしく淑やかな女はおらんな〜』とか鼻の下を伸ばしてるし…。あれ、絶対にお前の本性に気付いてないぞ。弟たちもお前が怖いから、誰もゼウスにチクったりしないし…」
 と言いながら、アケローオス河神は視線を宙に漂わせた。
「…まぁ、気付いたうえで、愉快がって騙されてる可能性もなきにしもあらずだが…。腹の底が読めない奴だからな〜。ゼウスがエウリュノメに騙されていてくれる方が、おれたちには好都合ではあるが…」
「そうなんですか?」
 サガの問いに、アケローオス河神が眉をしかめた。
「だって、女の選び方からしてあれだぞ?メーティスは参謀役だろ?テミスは統治のための協力者で、レトとかムネモシュネは旧勢力の有力者、デメテルで大地と繋がりを持って、エウリュノメで水界に粉をかける…どう見ても、惚れた腫れたじゃなくて、役に立つかどうかで愛人を選んでるだろ…というのが丸分かりすぎる」
 ゼウス神の冷徹で計算高い「戦略的情事」を指摘する長兄の言に、エウリュノメ女神はため息交じりにうなずいた。
「そうなのよぉ。だから、私も『ああ、私よりもテミスの方が政治の相談役に向いてるから、彼女と別れて私を正妻に…とか無理なのかしらね』とか思いつつあったのよ。そしたら!いきなりヘラに惚れて!テミスと離婚してヘラを正妻に迎えるし…!ホント、訳分かんないわ!何なのよ、あの男!」
 うぐぐ…と、悔しそうにエウリュノメ女神は先割れスプーンをくわえてみせた。
「…まあ、相手がヘラじゃ、血筋も、神格も、美貌も、私に勝ち目ないし?私もそこで踏ん切りがついて、オリンポスから去って、お父様のところに出戻ることにしたの。いつまでもゼウスの側にいて、ヘラに睨まれるのも怖いしね〜」
 ため息交じりにエウリュノメ女神が言う。ヘラ女神の嫉妬深さと夫の愛人たちへの苛烈な仕打ちは、ギリシャ神話でも色々と物語になっているほどだ。エウリュノメ女神がヘラ女神にとって「姉」の立場になるとはいえ、確かにそこは身を引いた方が安全だったであろう。
 だがエウリュノメ女神はなまめかしい吐息とともに、未練がましくこうも言ったのだった。
「はぁ…本当に手ごわい男だったわ、ゼウス。でもそこがイイ!悔しいけど、やっぱりイイ!」
 そうして先割れスプーンを握りしめてしみじみと過去を振り返るエウリュノメ女神であった。
「ふうん…」
「はあ…」
 エウリュノメ女神の回想にあいまいにうなずいた少年たちに、アケローオス河神が真面目腐った顔で、こう説教した。
「いいか、少年たちよ。女とはこういう生き物だ。お前たちもよくよく学んで、手玉に取られることのないように注意しろよ」
「うん、まあ…」
「はい…分かりました…」
 人生(というか「神」生)の先達者としてのアケローオス河神の教えに、これまた世慣れぬ少年たちはあいまいにうなずくしかなかった。
 瞬はジュネという先輩の女性聖闘士に想いを寄せられているが、彼女はストレートに好意を表してくるタイプで、恋の駆け引きとは無縁である。星矢も、美穂、シャイナ、沙織、と多数の女性に好意を寄せられているが、これまた彼の人徳なのか、男と女の修羅場とは無縁に過ごしている。
 汚さも打算もあり、酸いも甘いもかみ分けたような年配の神々たちの恋愛模様に、年若い少年たちは
『オトナの恋って大変なんだな…』
 と思うしかなかったのだった。
 
 その後、子供たちが配られたメロンを食べ終わると、アケローオス河神は約束通りにポニーに変化して子供たちを楽しませた。
 小型とはいえ本物の馬の毛皮に触ったり、背に乗って園庭をぽかぽかと歩かせてもらった子供たちは、「お馬さん!お馬さん!」と大はしゃぎだった。
 それからしばらくの間、「星の子学園」では子供たちが、「あのお馬のお兄さんは〜?お馬のお兄さんと遊びたい!」とアケローオス河神を求めては、ぐずったり、ギャン泣きをして、美穂たちを困らせることになったのだった。

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