法律上の首都ドドマからのバスが初日には現れず、二日目のバスは途中で故障してカハマに着いたのは夜遅くなるというアクシデントが続き、カハマにはもう一泊することになったのです。
予定外のカハマ連泊ですが、不幸中の幸いというのか、「カハマで良かった」ということもあります。
というのも、このカハマという町はガイドブックにも載っていないような町なのですが、今回の旅の中で僕が最も気に入った居心地の良い町だったのです。
どこがどうというわけでもないのですが、メインストリートを外れると赤い土の道が現れ、いかにもアフリカの田舎町といった風情の景色が広がるんです。
散歩好きの僕にとっては絶好のアフリカの田舎町でした…（笑）。
そんな中、ぜひ行きたいと思っていたのがマーケット。
前回この町に来た時に最後にたまたま見つけたのですが、その時は時間が遅くてもうマーケットが閉まる時間だったのです。
で、今回は賑わっている時間に行きたいと思っていたのです。
ここに限らず、市場は大好き。
旅行中、どの町でも市場があれば必ず行きます。
そこには庶民の日常があるのです。
普段は見ているだけで満足なのですが、この日は買い物もしました。
僕の一番好きな果物であるチェリモヤ（カスタードアップル）は日本では買えない値段なので（笑）、旅行中に適度な大きさ（一人で食べきれないほどデカイのも多いので）で、熟れているものを見つけたら迷わず買うことにしているんです…（笑）。
この日見つけたのは大きさは適度やけど、まだ熟れが足りないのですが、店の兄ちゃんが「明日が食べごろや」というので買うことにしました。
実際にはそれから3日持ち歩いて、ようやく食べることができたのですが…（笑）。
チェリモヤと釈迦頭（シュガーアップル）を買ったら、おまけにバナナを付けてくれて、1000タンザニア・シリング（約50円）！
日本やとゼロが２つ付きますね…（笑）。
さらに散歩は続きます。
インドのオートリキシャみたいな車も走ってますが、色もインドのと同じなので、インドの中古かも？
知らんけど…（笑）。
町中をロバが普通に歩いてるのも、のんびりしてエエ感じです。
ランチはこの旅の定番、ワリ・リャマ（牛肉定食）。
飽きもせず、ほとんどこればかり食ってました…（笑）。
午後も散歩は続きますが、珍しいものを発見。
木の上にアフリカハゲコウがいました。
この後は道を歩いているのも見ましたが、周りの人間を気にすることも無く、堂々と歩いています。
人間を恐れないんですね…。
アフリカハゲコウはウガンダやエチオピアでもよく見ましたが、東アフリカに多いんでしょうかね。
夕食は、また飽きもせずにワリ・リャマ。
しかも昼間と同じ店で…（笑）。
ということで、タンザニア最後の日は好きな町カハマでのんびり過ごし、買い物も済ませて終了。
翌日には、いよいよ再びルワンダへ…。
行けるんだか、どうなんだか…（笑）。
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