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2020年01月27日17:21

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心の中の独裁者

今日はイオンシネマ板橋で「ジョジョ・ラビット」を観てきました。

監督:タイカ・ワイティティ

配役(役名):ローマン・グリフィン・デイビス(ジョジョ・ベッツラー)、トーマシン・マッケンジー(エルサ)、タイカ・ワイティティ(アドルフ)、スカーレット・ヨハンソン(ロージー)、スティーブン・マーチャント(ディエルツ大尉)、サム・ロックウェル(クレンツェンドルフ大尉)、アーチー・イェーツ(ヨーキー)他。

主人公は10歳のドイツ人少年ジョジョ。
青少年集団「ヒトラーユーゲント」に入った彼は兵士になるための訓練を受け、クレンツェンドルフ大尉指揮の元、合宿に参加します。
しかし、兎の首の骨を折って殺せと言う命令を実行できなかった彼はジョジョ・ラビットとからかわれた上に戦場で行方不明となった父親のことを罵倒されます。

ジョジョは妄想のヒトラーに励まされて、何とか見返そうとしますが、手榴弾の誤爆で負傷してしまいます。
傷が癒えてビラ配りの仕事を終え、帰宅してみると母親のロージーは不在で、ジョジョは寝室に隠し部屋を見つけ、ロージーが匿っていたユダヤ人の少女エルサと出会います。
7歳年上のエルサと、ヒトラーを敬愛してやまないジョジョとは当然ながら反りが合いませんが、家を訪ねてきたクレンツェンドルフ大尉以下ドイツ兵にはエルサを姉としてその場を凌ぎます。
しかし、ロージーはユダヤ人を保護していることが露見して絞首刑にされ、ジョジョはエルサと2人で暮らすことになります。

家の外に出たジョジョは親友のヨーキーからヒトラーが自害した事を聞かされ、市街は米英ソ蓮軍により蹂躙され、何とか生き延びたジョジョは米兵に連行されるも、再会したキャプテンKがジョジョをユダヤ人だと誤魔化してくれたおかげで解放されます。
帰宅したジョジョはヒトラーの妄想を断ち切って、エルサへの愛を告げるのでした。

10歳の少年には過酷な状況で、彼は妄想のヒトラーの進言と激励によって苦難を切り抜けてゆきます。
しかし、敵対しているユダヤ人少女との出会いと、母の死が少年の心に変化をもたらし、少女と2人きりになった時、彼は軍国少年の顔ではなくなっています。
そして、妄想のヒトラーはとてもユーモラスでした。
舞台は戦乱の世ですが、話としてはおとぎ話のような感じでした。

公式サイトURL
http://www.foxmovies-jp.com/jojorabbit/introduction/
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