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2019年08月21日18:10

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幽霊に恋して

今日はTOHOシネマズ新宿で「命みじかし、恋せよ乙女」を観てきました。

監督:ゴロ・オイラー(カール・アンケマイヤー)、入月絢(ユウ)、樹木希林(ユウの祖母)、フェリックス・アイトナー(クラウス)、フロリアン・ダニエル(エマ)、ビルギット・ミニヒマイアー(カロ)、エルマー・ウェッパー(ルディ)他。

主人公はドイツ人のカール。
彼は酒浸りの生活を送っていて、妻子は家を出て行き、娘の誕生日に保育所へ酔ったまま押しかけて追い返されてしまい、部屋で孤独な娘の誕生日を迎えます。
そんなときに突然訪れたのはカールの父ルディが10年前に日本で出会った女性ユウでした。
ユウは既に他界していたルディの墓参りと彼が暮らした家を見に来たのでした。

一風変わったユウはカールの部屋に逗留するうちにカールは彼女に惹かれて行きます。

やがてカールは重病で倒れますが、それがきっかけで家族との絆を取り戻します。
小康を得たカールは日本に行き、ユウの祖母が営む茅ヶ崎にある旅館に泊まります。
そこでカールは、ユウの祖母からユウの祖母が祭りの日に海に入って自殺し、気を病んだユウも祭りの日に海に入り自殺したことを聞かされます。
カールはドイツの自宅にユウが訪ねてきたときの写真を見せて事情を話しますが、やがて2人の目の前にユウの母とユウが姿を現し、カールはユウを追いかけ、海でユウにあの世に引きずり込まれそうになります。
カールが残り少ない命を全うしたい希望を受け入れたユウはカールを放し、海へと帰ってゆくのでした。

オープニングの映像に妖怪が描かれていて、怪談話とは思いもよらなかったので不思議なものを感じていたのですが、物語が進むにつれてようやく幽霊との恋話であることが分りました。
これも外国人が抱く日本に対するイメージの1つなのかなと思い、劇場を後にしました。
本作が樹木希林さん最後の出演作となりました。

公式サイトURL
https://gaga.ne.jp/ino-koi/
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