改元の時を愈々迎えんとする今日この頃、屡々、大化以来云々と拝見及び拝聴致します。
何で以て元号とするのかは、正直、私にも分かりません。
空間の支配を国号を用いて行うのと同様、元号の発生は時間の支配に起源するものだと伺います。
日本か或いは倭朝廷の場合は、国交に於いて諸国と暦法を合わせる上でも重要視された事もあるとも、伺っています。
�端８呂硫�元より幾百の年を経て、大化の改新を過ぎ、大寶律令の制定辺り迄の元号を纏めてみようと思います。
平成最後、令和直前の記念の様なものです。
一応、異称及び異表記は、それこそ「いっぱいあってな」、の世界なので、幾つかをピックアップしての挙例と致します。
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元号 読み 異称及び異表記
�端８� かんたけ �檀陝��団后��団后��歎�
（空白）
烈擲 れってき 列擲、列滴
（空白）
經明 けいめい -
（空白）
璽至 じし -
（空白）
嘉紀 かき 嘉閏
是同 ぜどう -
（空白）
繼體 けいたい -
善紀 ぜんき 善記、善化、善喜、集記、恐紀
正治 しょうち 正治、正知、正智
正和 しょうわ 正治、正知、正智、定和
教到 きょうとう 教倒、教知、殷至、發倒、殷到
發倒 はっとう ‐
寶元 ほうげん -
僧聴 そうちょう 僧徳、需聴
明安 めいあん 同要、明安、同安、要明
同要 どうよう 同要、明安、同安、要明
得樂 とくらく ‐
貴樂 きらく 遺樂、喜樂
結�� けっせい ‐
法�� ほうせい 法�罅��脛罅�結��
兄弟 きょうだい 兄弟和
藏知 ぞうち 藏和
藏和 ぞうわ 藏知、藏智
師安 しあん 師要
和僧 わそう 知僧、如僧、智僧
知僧 ちそう 知僧、如僧、智僧
金光 こんこう 知僧、如僧、智僧
賢稱 けんしょう 賢構、賢接、賢輔、賢棲、賢称、賢悽、賢補、賢博、賢傳
鏡常 きょうじょう 鏡當、鏡照、鐘常
勝照 しょうしょう 照勝、勝烈、防勝、勝煕、勝光
和重 わじゅう 照勝、勝烈、防勝、勝煕、勝光
端政 たんせい 端正、端改、瑞正
喜樂 きらく 貴樂
瑞正 ずいしょう 告貴、吉貴、從貴
始哭 しこく 始大
法興 ほうこう ‐
願轉 がんでん 煩轉、頒轉、願博、頌轉
光元 こうげん 弘元、光弘、光充、光亥
大花 たいか ‐
定居 じょうい 定光、定君
見聖 けんしょう 見如
倭京 わけい 倭京繩、景繩、委京、委京繩、倭黄繩、和京、和宣繩、曰京繩、也京繩、丿京繩、見繩
法興元世 ほうこうがんぜ 法興元
節中 せっちゅう ‐
仁王 にんおう 任至
證明 しょうめい ‐
聖聴 しょうちょう 聖徳
僧要 そうよう ‐
僧安 そうあん 僧要
命長 めいちょう 長命、明長
令長 れいちょう 今長
大化 たいか ‐
常色 じょうしょく 常邑、唐邑、常光
白雉 はくち -
白鳳 はくほう -
中元 ちゅうげん -
朱雀 すざく／すじゃく／しゅじゃく -
白鳳雉 はくほうち -
朱鳥 しゅちょう／すちょう／あかみどり -
果安 かあん -
大和 だいわ 太和
大屯 だいとん -
大長 だいちょう -
大寶 たいほう -
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多分、異説も「いっぱいあってな」の世界だと存じます。
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