えらく時間がかかったが、村上春樹「海辺のカフカ」読み終えた。以前読んだ、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」よりは面白かった。結末が、世界の終わりに立ち向かう主人公の決意となるところは軌を一にしているが、印象はかなり異なる。
愚生にとって面白さが異なる一因は、ナカタさんと呼ばれる初老の男性と長距離トラック運転手星野君の珍道中。そこにたどり着くまでが長かった。
奇しくも、来月のメランジュ例会のレポートはカフカの「城」。レポートを聞く時の、多少は参考になるかも知れない。
コロナ禍やカフカカフカと夏鴉
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