先週から、切れ端などの野菜屑を冷凍保存していた。出汁を取れるほどの量になってきたので、カレーに入れる水代わりに使ってみた。
肉と野菜を、野菜屑から取ったスープで煮るまでは良かった。いざカレールーを投入となって,カレールーが一箱では足りないことに気がついた。入れてみると、やはり濃度が薄い。カレースープと思えば食えないことはない。味も悪くない。だが、やはりしっかりと飯にかけたい。間の悪いことに、買い置きのカレールーは切らしている。
ふと思いついて、薄力粉を炒めて缶のカレー粉を混ぜて追加のカレールーを作ってみた。思ったより簡単にできた。作りかけのカレー鍋に投入すると、ちょうど良い塩梅となった。
なぜカレールー作りが上手くいったか?
どうも、調理器具が上等な鉄のフライパンではなく、安物のテフロン加工品だったのが幸いしたようだ。薄力粉を炒める時に、焦がしやすいのがルー作りの難点だが、熱を良く伝える鉄製フライパンよりも、熱伝導の悪い安物が愚生の手際の悪いルー作りにはちょうど良かったらしい。おまけにテフロンなので焦がしにくいのも加勢したようだ。
安物には安物が似合う。
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