〜工場ラインで聞いた「リバイバル」BY五輪真弓〜
さて、年ごとに昭和歌謡曲を語る日記。今回は昭和56年下半期(7月〜12月リリース)
まず、この期間で一番好きだった曲を紹介する。
「風立ちぬ」松田聖子、作詞:松本隆/作曲:大瀧詠一10月7日
https://www.youtube.com/watch?v=qJxlouy8XfQ
次に個人的に思い入れがある曲
「リバイバル」五輪真弓(作詞、作曲も)9月21日
https://www.youtube.com/watch?v=HrvHX-ZM40Y
オリコン21位と、そうヒットとも言えないけれど。
この年、私は某音響メーカーに就職して、福島県の工場で製造実習していた。
9月に実習が終わって、事務部門配属されていたが、出荷した製品がトラブルを
起こし、リコール(回収)、リワーク(作り直し)。
それで、手が足りず、実習が終わた我々、新入社員も、駆り出され、
ラインに戻らされた(苦笑)
リコールって、こんな感じで↓。
https://www.excite.co.jp/news/article/Recall_6873/
怖いぞ!運転中にカーステレオが出火するとか。パニックになって事故を起こすよ。
それで、ラインでカーステレオの組み立てをしていると、近くで音のチェックを
しているのが聞こえる。それのテスト用に使われたのが
五輪真弓の新アルバム「マリオネット」のカセットだった。
発売されたばかりで、曲は知らなかったが、声で彼女だとすぐ分かった。
そのアルバムの「けれども、ハンカーチは〜「さよならの街角」
「ふるさとに暮らしてるあなたのために(手紙)」、そして、反転させて
「降りしきる雨の中を〜」と、この「リバイバル」が流れて来る。
毎日8時間、半月聞いていた。
しかし、テスト用に五輪真弓の新カセットを採用したのは、誰の趣味だったんだろ?
担当者(オバサンだった)か?ラインリーダー?品質管理部の人間か?
いずれにしても、コアな五輪ファンがいたんだ。
また、ローカルな話になるが、その頃、私が赴任していた
福島県いわき市に、当地出身の「阿呆鳥」という3人組が
8月21日『物語』でデビュー。オリコン最高38位、
https://www.youtube.com/watch?v=qU1Bct9zma4
これ、いわきでは、レコード屋とか有線でよく掛かっていて、耳にした。
買わなかったけれどね。
反面、東京には時々、帰っていたが、レコード屋でも掛かっていないし、
誰も知らなかった。
また、その時、名古屋ブームだった。いわきが阿呆鳥なら、
名古屋はアラジン「完全無欠のロックンローラー」11月
紹介するほどの曲でもないなぁ
。半分コミックソングでしょう。
まぁいわゆる「一発屋」、リーダーでボーカルの高原、ちょっと見ていて痛かった。
名古屋、この年、昭和63年のオリンピック開催地に立候補して、
当選確実視されていたが韓国ソウルに破れた。
「悪女」中島みゆき(作詞、作曲も)10月21日
https://www.youtube.com/watch?v=FJW2lsMq_YQ
このyoutubeに移っている昭和56年の新宿の風景に、しばし見とれてしまった。
「ウエディング・ベル」[Sugar作詞・作曲:古田喜昭 11月21日
https://www.youtube.com/watch?v=SLvbAMvnEZE
女性3人組♪くたばっちまえ アーメン♪の歌詞が話題を呼んだ。
「セーラー服と機関銃」薬師丸ひろ子、
作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお11月21日
https://www.youtube.com/watch?v=9H4vJUZhsgw
薬師丸ひろ子(当時17歳)の歌手デビュー曲。透明感があっていい声をしていた。
当時の若い女性アイドル歌手より上手かった。
「シルエット・ロマンス」大橋純子、
作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお11月25日
https://www.youtube.com/watch?v=fre8bUwa-Q4
これも来生姉弟の作詞・作曲。この頃からこの姉弟が活躍していた。
新人は、マッチこと近藤真彦が大活躍。
「ギンギラギンにさりげなく」作詞:伊達歩/作曲:筒美京平 9月30日
https://www.youtube.com/watch?v=w7Cr5j8y0jc
松本伊代10月21日作詞:湯川れい子/作曲:筒美京平
「センチメンタル・ジャーニー」
https://www.youtube.com/watch?v=9GKKZIX060k
♪伊代は、まだ16だから〜
この娘は、翌昭和57年新人賞の対象になるんだな。
翌年は「花の‘82年組」と称されるほど、女性アイドルの豊作の年になるが
それは、来年の日記に。
大晦日のレコード大賞は、下馬評通り「ルビーの指輪」
最優秀賞はマッチ。
マッチ以外の新人賞受賞者、沖田浩之以外の3人
竹本孝之(曲:「てれてZinZin」)、祐子と弥生(曲:「父さん」)
山川豊(曲:「函館本線」)は全く知らなかった。
この年は歌謡番組を見る機会が少なかったせいもあるが、
あまりヒットもしなかったでしょう。
続いて、紅白で、五輪真弓が歌った「リバイバル」、これで
私は秋に工場で毎日聞いていた曲のひとつが「リバイバル」と判明。
それを手がかりに後年このアルバムを買った。
40年前か!?
昭和56年、イギリスのチャールズ皇太子とダイアナ妃が7月29日に結婚。
国を挙げて、祝福したが、今年、日本の内親王眞子様も結婚を発表したが、、
40年前、「エイズ」の発症が初めて報告され、今はコロナ禍。
変わらないと言うか、
この時、鳥山明の「DR・スランプ」が大ヒット中だった。
その継続作がいまだに話題になっているのが凄いね。
『ドラゴンボール』新作映画の最新映像公開 レッドリボン軍登場で野沢雅子「なんて姑息な」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6695516
ログインしてコメントを確認・投稿する