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2017年11月10日22:09

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ハチのムサシ〜唐突にキャラクターが登場して来る曲伊太郎、中村君〜

〜でしゃばりお米って誰だよ?〜

今回はちょっと捻ったテーマだが、突然、脈絡もなく出て来る
人物、キャラクターについて。

曲の中に、恋人の名前マリーとかサチコが出てくるのは多々あるが、
そうではなく元ネタ(小説とか映画)があるのかと思わせるほど、
当然のように登場する人物。

ムード「愛ちゃんはお嫁に」 鈴木三重子
作詩:原 俊雄、作曲:北村良介 昭和31年


例とすれば古いなぁ。
この歌は、思いを寄せる愛ちゃん(女性)が
他の男(太郎)と結婚するというものだが、
歌詞の中の
♪でしゃばりお米に 手を引かれ愛ちゃんは太郎の 嫁になる ♪
でしゃばりお米(よね)って誰だよ!(^^:

おそらく、愛ちゃんと太郎の仲を取り持ったオバサンだと思うが、
唐突にでしゃばりおヨネと言われても、分からん。
モホメッド・ヨネ(プロレスラー)なら知っているが(^^:
フォト

私は、後年、学校や職場で、出しゃばりな女性がいて、
周りの人と陰口を叩く時、「全く、でしゃばりお米だよな!」
と言っても、私より年下の人には通じなかった。
むしろ、20歳くらい年下になると、
「それ、母親が歌っていました!」とか言われた。
で、この愛ちゃん、太郎、お米の話も
私は、この歌は元ネタがあるのだと思っていたが
そうではないんだな。
翌年、映画化されたが、お米は、東京で
パーマネント屋をやっていて、
太郎はその甥っ子という設定になっている。
https://movie.walkerplus.com/mv25075/

手(パー)「お富さん」は、ちゃんと
元ネタちゃんとあるんだな。
作詞:山崎正 作曲:渡久地政信
春日八郎が昭和29年に大ヒットさせたが、その後、
氷川きよしもリバイバルさせたから知っているでしょう。

♪死んだ筈だよ お富さん 生きていたとは
お釈迦さまでも 知らぬ仏の ♪

ムード【潮来傘】作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、昭和35年
橋幸夫のデビュー曲

これも、冒頭で、薄情そうな「潮来の伊太郎」が出て来るが、
これも架空の人物で、突然歌の中で現れたんだな。
「イタコのイ太郎」で,韻を踏んだわけだな。

前述の「愛ちゃん」と同様、この「伊太郎」も映画化されたが、
歌の方が先だ。

ギター洋楽では、ビートルズの「エリナーリグビー」とか、、

るんるん「ハチのムサシは死んだのさ」 平田隆夫とセルスターズ

昭和47年春のヒット曲。
この年のレコード大賞編曲賞という微妙な扱われ方をした。
中学卒業〜高校入学の間に初めて聞いた記憶がある。
このハチのムサシというキャラクターも唐突だったが、
「お日様に戦いを挑んで死んだのさ」「焼けて落ちて死んだのさ」
「死んだのさ」「死んだのさ」と何度も高らかに軽快に歌い上げる。
そしてハチのムサシが死んでも、「いつもと変わらぬ午後でした」
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=56232
いくらハチでも、そりゃないよね。

この歌は、連合赤軍浅間山山荘事件(47年2月)の直後に
流行ったのだが、私は下火になった学生運動、
そして壊滅した過激派、国家権力に反抗して破れた彼等の姿に
ハチのムサシがオーバーラップした。
向こう見ずな青年が太陽(国家権力)に歯向かって戦いを挑んだが、
破れて落ちて死んだ。
そして日本はそんなことがあっても「いつもと変わらぬ午後」だった。
その事は、何度か言って来たが、この曲のWIKIを見ると、
今年の2月にメンバーのひとりが、そういう意味を込めたと
カミングアウトしたらしい。
まぁ、あの時代をリアルタイムで経験した人はそう感じるだろうね。
私の世代は、あの浅間山山荘事件や、その前の学生運動を
見ているから「しらけ世代」になった。

参考までに内田良平の原詩
https://ameblo.jp/kouran3/entry-11642883065.html

ムード「おーい中村くん」若原一郎
作詞:矢野亮/作曲:中野忠晴昭和33年


これまた古い曲で恐縮
私とて、リアルタイムで聞いた曲ではない。
いきなり中村くん!と呼ばれても、、、
どの中村か分からん。
このドラマもどの秋山が犯人なんだろ?
位置情報ロバート秋山、テレ東ドラマで1人10役に挑戦 
初の単独主演で前代未聞の演じ分け
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4852489

これはちょっと性質が違うかな?と思ったりもするがあせあせ
ただ、小・中学で、先生がクラスの中村くんを指名する時
ジョークで「「おーい中村くん」とか言っていた。
そして、この若原一郎も、後年、昭和50年代にバラエティ番組や
カツラのCMに出て、再ブレイクした。

で、トーク番組で娘の瞳がゲストで出演したのが切っ掛けで
彼女まで芸能界デビューした。
フォト
その後、瞳は若原の奥さんの連れ子で血はつながっていない
と判明したがまぁ良いや。

乙女座ピンクレディーも
昭和51年のデビュー曲「ペッパー警部」って
アニメかなんかのキャラクターかな?と思った。
ネーミングとしては、炭酸飲料水「ドクターペッパー」が
ヒントになったらしいね。
好き嫌いがハッキリ分かれる飲み物だが、私は結構好き。

ピンクの曲も、その後、「カルメン」とか「渚のシンドバッド」はともかく、
またワケの分からん人物、(組織?)が出てきたのは

るんるん「カメレオンアーミー」昭和53年12月
作詞:阿久悠/作曲・編曲:都倉俊一


♪そろそろ来るカメレオン
♪スパンコールのカメレオンアーミー

ペッパー警部は、恋の邪魔者だったが、
このアーミーは彼女の親衛隊らしい。

この曲がピンクの最後のオリコン1位曲になったんだな。
照明で色が変化する衣装は、アイディアがあった。






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