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2017年05月05日22:21

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キングコング〜 黒人俳優の扱い〜地球空洞説〜Hレイス見参!!

〜館内飲食物持ち込み禁止ですって〜

先月、映画「キングコング 髑髏島の巨神」(2D)を見たので、その感想を。
しかし、こういうテーマは映画に興味のない人にはつまらんし、これから
見ようとしている人にはネタばらしになるので、内容については極力避ける。
まぁ結末がどうとか、意外なオチがある、という映画でもないけれどね。

まず、渋谷の某劇場で久々に見たのだが、
「飲食物持ち込み禁止」になっていた。
私はそれを知らず、また館内の食い物は高いと思ったので、
チーズパンを1枚を持参して、
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上映前にこっそり食った。
まぁセンベイを持ち込まれ、バリバリ音を出されたり
匂う食い物も周りに迷惑ふらふらだろうがね。

ドリンクは自販機があると思ったが、なくて、
売店のコーラやコーヒーが、チラッとみたら
360円って高すぎるだろ!?

手(パー)さて、「キングコング」
私は、1933年の第1作を小学低学年の時にテレビで見て痺れた。
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怪獣映画の最高傑作だと思う。その前後に東宝の「モスラ対ゴジラ」
を見たが、やはり特撮ではアメリカに勝てない!と痛感した。
「第1作」は、その後、池袋の文芸座や小竹向原で続編「コングの復讐(33年)」
との2本立て+水野晴朗の生解説や、レンタルビデオでも数回見た。
ついにはDVDを購入。

「第2作‘76」は、テレビで見たが、一番の駄作だな。
コングは怖くないし(美女がコングに心を許す)、他の怪獣との対戦も少ない。
実際に不評で、その反省に立ち、第二作の続編「キングコング2』が1986に公開。
これは劇場で見た。これも今一つだった。

第3作(2005年)は、テレビで見たが、特撮や怪獣同士の格闘シーンは一番。
ただ2作同様に怖さが希薄。
で、今回の「 髑髏島の巨神」だが、
ストーリー的には今までの3作とは違う。
時代は1973年、しかし、また美女が同行する。
総合的に評価すると、☆5つが最高として、☆☆☆だな。
目アトランダムに感想を言うと。
○コングが一番格好良く描かれていた。
従来のストーリーは、第1作では、美女アンには嫌われ、
全作、人間に捕らわれ、ニューヨークで見世物にされ、
最後は殺されるという、まぁ惨めと言えば惨めだよね。

○特撮とか、格闘シーンは、2005年版から12年経ったけれど、
特に進化した、凄い!という印象はない。
○想像していたより、コング他の怪獣登場シーンが少ない。
(前評判で次から次に出てくるようなことが書かれていたが、
2005年版と同様だろ)
中には温和な怪獣も出てくるし。
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○髑髏島でのコングの活躍も良いが、
やはり都会での破壊シーンが見たかった。
今回の映画は、最後に髑髏島でコングを捉え、ニューヨークに連れて行く続編が
つくられるのかと思った。

手(チョキ)コングと関係のないことを書けば、
○いきなりハーリーレイスが出て来て驚いた(^^:。
フォトフォト

○舞台となっている1973年の時点で、
過去に戦争をしたがアメリカと日本はもう友人である
というメッセージが読み取れる。
戦前のアメリカの日本人に対するイメージは今の北朝鮮に対するものと
同じだったんだろうね。
■「米韓が金正恩氏の暗殺計画を主導」 北朝鮮の秘密警察
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4559096

○冒頭に出てくる日本兵士が、全然日本人らしくない。

○髑髏島の原住民は良い人。それまでは白人女(女優アン)を
さらって、コングの生贄にするといった野蛮人だったが。

◎黒人俳優の役柄
これについては多く語りたい。
作中にパッカード大佐という黒人軍人が出てくる。
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悪い人ではないが、軍人魂の塊で、やや単純、粗野。
コングに部下を殺されたこともあり、復讐に燃える。
それを、冷静な白人の研究者や案内役に止められるが暴走する。

誤解を恐れずに書けば、彼の野性的な風貌は、その役柄、
キャラクターに適している。

しかし、1960年代、アメリカで公民権運動が盛んな時は、
黒人に損な役はやらせなかった。
一連のシドニーポワチエ主演映画とか、ゾンビ映画の草分け、
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(68年)でも、
勇敢な黒人青年が描かれている。かたや白人はダメな役柄や
人種差別主義者で黒人の足を引っ張ったりする。
あと、題名や主演俳優の名は失念したが、黒人ヨイショのアメリカ映画は
他にもあった。

プロレスでも、ボボ・ブラジルはベビーフェイスで、悪い白人の
バディ・ロジャースやバディ・オースチンに正義のヘッドバッドを
お見舞いしていたんだな。

それが、、徐々に風向き変わって、ショーン・コネリー『理由』(95年)とか、
黒人でも悪い奴は悪いと言う風に描かれるようになった。数年前公開の
トム・クルーズ主演のアクション映画とだけ言ってい置くけれど
その中に出てくる黒人刑事が、
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「夜の大捜査網」のシドニーポワチエ扮する刑事にそっくりなのだ。フォト
で、この男、胡散臭いと思ったら、最後に悪い奴だったことが判明。
「夜の大捜査網」のパロディか!?というのは裏読みすぎるかな?
で今回のパッカード大佐に黒人俳優を当てたのが
本当の意味の平等ではないかな?と思った。

目あと、おや?と思ったのは
「地球空洞説」が出て来たなぁ。これ確か、日本では1973年に
大陸書房から出て、私の高校のクラスメートでも本気で信じていた奴がいた。
要するに、地球は、中が空洞で、その中に小さな太陽があり、
また別の文明が栄えているという説。まぁファンタジーなら面白い。
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大陸書房は、よくこういうトンデモ話の本を出版していた。
今で言うと、学研の月刊誌、『ムー』 みたいなもんだな。

野球そして、バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2でも出てくるのだが、
シカゴ・カブスが優勝したとかしないとか、
この辺は日本人の感覚ではピンと来ない。
まぁ阪神タイガースみたいな存在なのか!?

あせあせ関係のない話だが、
世田谷区の三軒茶屋と下北沢を結ぶ茶沢通りには
キングコングの像がある。(右画像)
祖師谷大蔵のウルトラマン像、成城のゴジラ像、はまだ分かるが、フォトフォト

三茶も下北もコングとは関係ないだろ!?
ついでにいうと、ゴジラもウルトラマンも誕生したのは
隣町、砧町の東宝撮影所と円谷プロダクション。
砧町出身者として、祖師谷のウルトラマン像は許せん!
「みのもんた像」か【木梨 憲武像】を建てれば良いじゃないか!?

東宝撮影所は、敷地の大部分が砧町だが、正門が成城町にあるので
住所が成城になっているだけ。
またこの話です。何度も聞いた人にはご勘弁あせあせ

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