思春期の頃は
今で言えば、コミュ障だったから
恋に恋焦がれる事しか、出来なかった
女の子と話をしたいけれど
女の子が怖かった
母親以外の女性とは、接点がなかったから
女性と言う者が、全く分からなかった
好きになる人に好かれる事がなかった
きっと、得体の知れない男の事なんて
微塵も興味は持ってもらえなかった
それでもやっぱり人恋しくて
それなりに彼女も作れるようになったけれど
心の奥の寂しさを埋める事は出来なかった
家族を持てるようになり
寂しさはいつのまにか居なくなってしまった
いつか再び、また帰ってくるだろう
でも、私はきっともう、大丈夫
さよなら、ロンリーラブ
あなたが連れて来てくれた
私には、ささやかな幸せがあるから
私はきっともう、大丈夫
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