鍵盤の上には見えない設計図が作られていて
演者が設計図通りにピアノを弾くと
私の胸の1番奥の深い所にある琴線に
メロディーが響き、私の野生が目覚めて行く
子供のような剥き出しの感情で
どれだけ餌を与えられても決して懐かない
どれだけ罵声を浴びせられても
私の心は決して折れる事はない
例え世界中の知識を貪りつくしても
地球の深淵にあるマグマのように
得体の知れないエネルギーから
逃がれられる生物はいない
爽やかな笑顔をふりまいていても
目覚めさせた野生は
決して誰にも悟らせないまま
怯えた臆病な自尊心を守るために
表にでる機会を、目を光らせ狙っている
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