永い永い1人の時間が
ゆっくりと注がれる
雨水のように
優しい川に繋がっていた
川沿いを歩いていたら
同じように歩いていた
あなたに辿りついて
今は2人並んで歩く
恋はキラキラと
5月の木漏れ日みたいに
いつでもどこにいても
あなたに寄り添っていられた
いつからか
恋は愛に変わっていた
木々は冬支度を急ぐように
色づいた葉を落とした
2人並んでいるのに
いつから1人きりだったけれど
寒い冬の風の中
繋ぐ手の温もりだけが愛だった
何度も巡って行く季節の中で
変わらないように見えるけれど
変わらずにいられるものは
宇宙では一つもない
あなたに贈りつづける
鼻歌を歌うように
ただ、さりげなく
難しい言葉は一つもいらない
この気持ちもきっと
変わり続けていくだろうけど
何度でも初めに戻って行けばいい
難しく考えないで
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