ストローで静脈注射？かと思った。

ネット騒然！紙パック飲料に「静脈内に絶対注入しないで」の注意書きがある意外な理由
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=145&from=diary&id=7005355
　なんていう飲料かわからないから、余計なことは言えないけれど。
　この記事を読んで、なぜかもう何年も前に、勤めている介護施設にいた９０代のお爺さんを思い出しました。経鼻で栄養をとっていたけれど、いよいよ栄養剤も厳しくなって、粉末のアクエリアスを何倍にも薄めて注入していた。本人が苦しまない程度の水分と塩分と糖分って感じでしょうか。それでも、そのお爺さんは数週間は頑張りました。寝たきりで心臓を動かして呼吸をするだけなら、アクエリアスだけで数週間は生きられるんだと思いました。
　関係ないけど、最近は特養に入居してくる人も、経管栄養の方は減りましたね。医者も勧めなくなってきたそうです。どうなるかがわかったからでしょう。８０代で胃ろう造設して、数年で亡くなると思っていたら１０年以上生きているんですよね。そうしたら、その子供たちも６０、７０代で、たまに面会に着た家族が旦那さんなのか息子さんか迷う人いますから。下手すりゃ子供の方が先に死ぬかも。
　先に述べた９０代のお爺さんは、まだコロナ禍前だったのもあり、施設ではありますが、奥様と息子夫婦に看取られながら亡くなっていきました。話を聞くと、嫁の事も自分の娘のように大事にした優しい舅さんだったみたいです。死に様は生き様という言葉を聞いたことがありますが、１００年近く生きてきて、いろんな人に出会ってきただろうに、死に様がこれか？って思う時があります。かなり本題から外れていますが、私は何歳まで生きるのせよ、栄養を口以外から流し込まれて、誤嚥性肺炎を何度も繰り返しながら生き続けるのも、自宅で食事も取れないまま、誰にも看取られず、死んだことにすら気づかれないのも、どちらの死に様も嫌だ。