そこまでして子供欲しいのかと

子供は欲しくないという人には、永遠に理解してもらえないだろうけれど、１つだけ言えるのは、欲しい人にとっては、何をしてでも欲しいのです。それは理屈じゃありません。 ■“生殖ツアー”斡旋する業者も　想定外の不妊治療、ルール整備は喫緊の課題
(産経新聞 - 03月22日 13:28)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=4489444
日本では、養子縁組や里親は不可能ではないけれどかなり難しいので、子供が欲しかったら自分で産むしかないのです。そう言う私も、自分が両方の卵管閉塞で、更に夫の精子が少ないのと運動率悪いので、来月初めての顕微授精を予定しています。
採卵するために、昨日まで約１ヶ月間ピルを飲んで、来週からは自己注射をします。そして来月、お腹に針を刺して卵子を採るわけだけど、死ぬほど不安ですよ。自然妊娠の人は、夫婦で仲良く気持ちいいことして妊娠するのに、体外受精なんか気持ちいいことは１つもありませんからねー。副作用で具合が悪くなるのも覚悟して、それでも妊娠できる確率の低いこと低いこと。通っているクリニックでの、去年１年間の成功率が４５％だって。
何も知らない人は、子供はまだなのか、もう若くないのだから早くしろとか、子供無しで歳をとったら悲惨だとか言う。忘れられないのが、勤務先の特養にいるお婆さんから言われた、「作らなきゃできるわけないよ」
…はい、そうですよ。作らなきゃできないんです。試験管の中でねとは、利用者には言えません。
顕微授精にかかる費用は、だいたい４０〜５０万円と聞いてはいたし、そのために貯金はしてるけど、やる前の検査とか薬が予想以上にお金がかかって、普通のサラリーマンの夫と、介護職員の私の収入では、始めたはいいけど足りるかどうか心配になってきた。申請すれば市から助成は下りるんだけど、先に払ってから領収書を添付しての申請だし、それも全額じゃないし。無事に妊娠できたとしても、産んで育てるのに半端ないお金がかかって、しかも私は最低でも１〜２年は働けないことを考えると、不妊治療で貯金を使い果たすわけにいかないし。せめて、保険がきくようになればいいのにとは思うけど、無理でしょうね。