高木守道さん、逝く

元中日ドラゴンズ、高木守道さんが亡くなりました。現役当時、小学生でジャイアンツファンの私には、名前くらいしか記憶にありません。
やはり監督としてドラゴンズを率い、圧倒的なゲーム差をつけられて解任決定の状況から盛り返し、ゲーム差０の「10.8」対巨人最終戦に持ち込んだ執念が印象的です。

冒頭にプレーの印象がない、と書きましたが、実はあります。２００１に開幕したプロ野球マスターズリーグに、名古屋８０daysers の主力として参加。当時６０歳前後の年齢で、伝説のバックトスやグラブトスを軽々と見せてくれたのです。これらのプレーが東京ドームのスクリーンに映されるたび、スタンドからは大歓声、ベンチからはため息が漏れていましたよ。
マスターズリーグと言えば５０歳を過ぎて１４０km. のボールを投げた村田兆治、打率４割に挑んだ松永浩美が有名ですが、守備の面では高木守道さんが大看板だったと思います。


中日ドラゴンズ監督当時、ファンに黙々とサインを書いていました。私も一枚いただきました。いつまでも大切にします。
合掌。